本当は「夏が終わる」ってことを書こうと思ったのだけど、

そういえば、夏が始まったときのことを書いていなかったな。


この夏は、野菜がとっても愛おしかった。
大きな木のしたで ~The Story of the Big Trees~

少しずつ大きくなっていく姿とか、
大きな木のしたで ~The Story of the Big Trees~

少しずつ色づいていく姿とか、
大きな木のしたで ~The Story of the Big Trees~

よく見ればよく見るほど、愛おしかった。
大きな木のしたで ~The Story of the Big Trees~

オクラがこんなにきれいな花を咲かせるなんて知らなかった。
大きな木のしたで ~The Story of the Big Trees~

採りたてのカボチャは、お日様を一身に浴びて、

ポッカポカだった。

この野菜たちが、私たちの体を作っている。

その事実をキョーレツに感じた夏でもあった。

食べ物を育てる、産みだすことって、すごいことだな。

よーーーっく動くばあちゃんを見ていると、本当にそう思う。
大きな木のしたで ~The Story of the Big Trees~


そして、夏が終わる。

夏の終わりを意識したのはどんな時だったけ。

夏休みが終わるとか、肌寒くなるとか、花火大会が終わるとか、色々あるけれども、

今年、畑を見て、夏が終わると実感した。

あんなに熟れて、沢山なっていたトマトが、裂けて落ちた。

キュウリが信じられない位、大きくなっていた。

ピーマンが緑から赤く日焼けしていた。

茄子も大きくなりすぎて、ツヤがなくなった。

オクラも巨大になりすぎて、固くなった。

一気に、胸がキュっとなった。

食べ物が食べられない状態になるのを見るのはモーレツに悲しい。

あー、夏が終わる。

よめ

野菜ってうまい。肉より野菜。

大人になったなぁ。