その日は名も知らぬ鳥の愛の儀式から始まった。

早朝6時、人間達はまだ寝ぼけ眼なこの時間、
鳥たちは既に朝を迎え、美しい声で歌っていた。
こんなに鳥の声を聞いたのは初めてかもしれない。
「出来るだけ朝早くに行った方がいい。」
彼の言った言葉は本当だった。
日の出前の歩きやすい気温の中、
沢山の木々に囲まれながら、
鳥のさえずりを耳にしながら、
歩みを進めていくと、
「おじゃまします。」
そんな気持ちになる。
さぁ、ここはどこだ。
鳥たちの朝のおしゃべりを聞きながら、
ずんずん森の中へ入っていくと、
朝もやに包まれた神殿があった。

ここは、グアテマラのティカル遺跡。
ほとんど知識はなかったけれど、なぜか来たかった場所。
早速Ⅱ号神殿の上からⅠ号神殿を拝んでみる。

人の声より鳥の声の方が多い早朝に見るこの景色は、
とても幻想的だった。
この空間を独り占めしているような気持ちになった。
「おじゃましている」と言ってみたり、
「独り占め」と言ってみたり、
勝手なもんだ。
そして、太陽が完全に昇る前に、
広大な遺跡巡りは続く。
緑の木々が連なっていると思ったら、
落ち葉ロードがあったり、色んな顔がある。

こんなアトラクションも。

さらにはこんな道もあったりして。

この道、すごく好きだ。
そして、この森の見どころは遺跡だけではない。
ガサゴソと上から音をさせるのは、この子、猿。

ふと前を横切るのは喉が赤い、こんな鳥。

気が付けば近くにいた、ハナグマ。

足元だって忘れちゃいけない。

私たちが見慣れたサイズよりも一回り大きい蟻が、
どこまでもどこまでも行列を作っている。
たまには自分の踏みしめる大地を見つめてみる。

地上にそびえたつ神殿だけじゃなくて、
地下にだって、アクロポリスが広がっていることを気付かせてくれる。
ここは、生き物の宝庫でもあるのだ。
太陽がぐんぐん昇ってきた。
朝もやもすっかり晴れ、気温も上昇。
そんなタイミングで、ティカル遺跡の中で一番背の高いⅣ号神殿に登ってみる。
ここは階段がちゃんと整備されていて、登りやすい。
さぁ、何が見える。

どこまでも続く緑と、頭だけちょこんと出した神殿。

遠くからは獣の吠える声も聞こえる気がする。
こんなジャングルの中を進んできたんだ。
確かにあった道も上からは何も見えない。
このⅣ号神殿も確かに良かった。
でも、
的に一番良かったのは、Ⅲ号神殿なのだ。
なぜか。
Ⅲ号神殿は、高さを誇るわけではない。
上に登れるわけでもない。
ましてや、いまだ未発掘の状態。
だからだ。

この姿にとても惹きつけられるものがある。
補修して、当時の姿を復元しているものも美しい。
だけど、このⅢ号神殿みたいな姿から、時間の経過が感じられて、
何だか好きなんだよなぁ。
7つの神殿の広場も。

「失われた世界」と呼ばれるエリアも。

本来、遺跡だって人が創ったもので、人工物なんだけど、
ここは、なんていうか、この遺跡を含めて、「自然」な気がした。
この遺跡があることが「自然」って言うのかな。
それが、とても好きだと思った。
「出来るだけ朝早くに行った方がいい。」
彼の言った言葉は本当だった。
訪れた時間帯も良かったのだろう。
鳥たちの全盛期は早朝で、太陽が真上に来る頃には、
どこかへ行ってしまったようだった。
鳥たちの後は、人の声でいっぱいになった。
うん、ティカル大満足。
当初はマヤ遺跡全部まわるぞ、なんて言っていたけど、
ティカルで終了。
はやっ。
その位満たされたということで。

最後に、
登頂録でも。
登れる箇所は大体登ってた。

本来の階段より何倍も傾斜が急になったⅤ号神殿も。


は登れそうなところだけ抜粋して登頂。

降りられなくなったら困るもんね。

え!?ハイスタ!?AIRJAM!?
すごいニュースが飛び込んできた。
早く
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早朝6時、人間達はまだ寝ぼけ眼なこの時間、
鳥たちは既に朝を迎え、美しい声で歌っていた。
こんなに鳥の声を聞いたのは初めてかもしれない。
「出来るだけ朝早くに行った方がいい。」
彼の言った言葉は本当だった。
日の出前の歩きやすい気温の中、
沢山の木々に囲まれながら、
鳥のさえずりを耳にしながら、
歩みを進めていくと、
「おじゃまします。」
そんな気持ちになる。
さぁ、ここはどこだ。
鳥たちの朝のおしゃべりを聞きながら、
ずんずん森の中へ入っていくと、
朝もやに包まれた神殿があった。

ここは、グアテマラのティカル遺跡。
ほとんど知識はなかったけれど、なぜか来たかった場所。
早速Ⅱ号神殿の上からⅠ号神殿を拝んでみる。

人の声より鳥の声の方が多い早朝に見るこの景色は、
とても幻想的だった。
この空間を独り占めしているような気持ちになった。
「おじゃましている」と言ってみたり、
「独り占め」と言ってみたり、
勝手なもんだ。
そして、太陽が完全に昇る前に、
広大な遺跡巡りは続く。
緑の木々が連なっていると思ったら、
落ち葉ロードがあったり、色んな顔がある。

こんなアトラクションも。

さらにはこんな道もあったりして。

この道、すごく好きだ。
そして、この森の見どころは遺跡だけではない。
ガサゴソと上から音をさせるのは、この子、猿。

ふと前を横切るのは喉が赤い、こんな鳥。

気が付けば近くにいた、ハナグマ。

足元だって忘れちゃいけない。

私たちが見慣れたサイズよりも一回り大きい蟻が、
どこまでもどこまでも行列を作っている。
たまには自分の踏みしめる大地を見つめてみる。

地上にそびえたつ神殿だけじゃなくて、
地下にだって、アクロポリスが広がっていることを気付かせてくれる。
ここは、生き物の宝庫でもあるのだ。
太陽がぐんぐん昇ってきた。
朝もやもすっかり晴れ、気温も上昇。
そんなタイミングで、ティカル遺跡の中で一番背の高いⅣ号神殿に登ってみる。
ここは階段がちゃんと整備されていて、登りやすい。
さぁ、何が見える。

どこまでも続く緑と、頭だけちょこんと出した神殿。

遠くからは獣の吠える声も聞こえる気がする。
こんなジャングルの中を進んできたんだ。
確かにあった道も上からは何も見えない。
このⅣ号神殿も確かに良かった。
でも、

なぜか。
Ⅲ号神殿は、高さを誇るわけではない。
上に登れるわけでもない。
ましてや、いまだ未発掘の状態。
だからだ。

この姿にとても惹きつけられるものがある。
補修して、当時の姿を復元しているものも美しい。
だけど、このⅢ号神殿みたいな姿から、時間の経過が感じられて、
何だか好きなんだよなぁ。
7つの神殿の広場も。

「失われた世界」と呼ばれるエリアも。

本来、遺跡だって人が創ったもので、人工物なんだけど、
ここは、なんていうか、この遺跡を含めて、「自然」な気がした。
この遺跡があることが「自然」って言うのかな。
それが、とても好きだと思った。
「出来るだけ朝早くに行った方がいい。」
彼の言った言葉は本当だった。
訪れた時間帯も良かったのだろう。
鳥たちの全盛期は早朝で、太陽が真上に来る頃には、
どこかへ行ってしまったようだった。
鳥たちの後は、人の声でいっぱいになった。
うん、ティカル大満足。
当初はマヤ遺跡全部まわるぞ、なんて言っていたけど、
ティカルで終了。
はやっ。
その位満たされたということで。

最後に、

登れる箇所は大体登ってた。

本来の階段より何倍も傾斜が急になったⅤ号神殿も。




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