旅立ちから300日経った日、

初めて夫婦別行動をした。

と言っても、大したことではない。

同じ宿の人に誘われ、よめが女性限定の夜遊びに出かけたのだ。

女性限定の夜遊びって。

こう書くと怪しそうだけど、

何を想像するだろう。

噂には聞いたことがあったが、まさか自分が行けるなんて。

はい。

一部では有名なブエノスの観光名所、

男性ストリップショー

週末のみの開催で、かなり盛りあがるらしい。

経験者の話によると、

ブエノスでタンゴより何より一番面白かったらしい。

そう聞くと、だんだん行きたくなってくるから不思議。


女性限定だからだんなはお留守番。

このメンバーで挑んできた。

大きな木のしたで ~The Story of the Big Trees~

あれ、気付かれました?

純粋な女性の中に女性もどきがいることに。

好奇心が抑えられなかった男性は、女装をして入店。

多分、いや、絶対にバレていただろうけど、

何とか入店。

こういうドキドキは体に悪い。


興奮と、勝手の分からなさから、キョロキョロしてしまう。

うちらは普段着で行ってしまったけど、アルヘンティーナはすごい。

それはコスプレだろっ!という衣裳の人から、

ディズニーランドでみんなが付けているようなカチューシャ(大人版)をつけている人もいる。

年齢層はティーンズからその母親世代のグループまで様々。

若い人がクラブに行くようなノリなのかと思ったら、

マダムもいてびっくり。


遂に、始まった。

大きな木のしたで ~The Story of the Big Trees~

この白パンのメンズは言ってみれば前座。

席を練り歩き、お客さんと絡む。

隣のお姉さんはもちろんお客さん。


この後、写真撮影は禁止される。

様々なダンスや小芝居が繰り広げられ、

最終的には全部脱ぐという単一のパターン。

単一と言ったら失礼かな。

一応、設定は色々変わるしね。


日本で、この類の店があるのかもわからないし、

行ったことがないから比較はできないが、

カルチャーショックを受けたことは確かだ。


一番の驚きはアルヘンティーナのそのノリの良さ。

決してハイレベルとは言えない、

男性ストリッパーの踊りにも熱い声援をそそぎ、

脱ぐたびにちゃんと盛りあがる。


そして、ダンサーにからまれたら、誰もが踊る踊る。

舞台にもあがるあがる。

基本、女性ダンサーはいなそうだったから、

あれは全部お客さんだったのかと思うとすごい。


途中で、お客さんの中から二人選ばれて、

即席ストリップをするというコーナーがあったが、

素人二人が順番に音楽に合わせて、踊りながら脱いでいった。


スタイルがめちゃくちゃいいわけでもなく、

むしろ、「外国人にもセルライトってあるんだ。」って思わせる位の体型で、

下着に至ってはかなり地味。

それでもノリノリで舞台に上がり、披露する。

なかなか出来ないでしょ、普通。


もちろん、全てのアルヘンティーナがそうだとは思わないけど、

オープンに全力で楽しめる、アルヘンティーナの国民性を見た気がした。


そして、ここが女の花園である理由が理解できた気がした。

ここに男性ストリッパー以外の男性はいらないのだ。


かなりかなりかなり、盛り上がってた。

2時過ぎまで続いたからね。

男性ダンサーより、お客さんを見ていた方が面白かった。


日本だったら、絶対行かないだろう、男性ストリップ。

いい社会勉強だった。


ショーの内容に関しては、さすがに詳細の記述は避けるが、

気になる人は直接会って、聞いてね。


ブエノスアイレス。

タンゴにストリップ、夜も充実してる。




うちのだんな、ストリップには興味ないけど、

女装はしてみたかったと言ってました。


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