さぁ、今日は地球の別の部分を伝えてみよう。

時に、猛威であり脅威である地球。

だけどやっぱり美しい。

今日も懸命に生きているあなたへ。





地球の生きている音がする。

地球の鼓動か、地球のイビキか、はたまた地球の声か。

違うな。。。

そうか、地球の爪か。

根元で作られて、先端で削れて行く。

ヒトが生きている以上、爪はどんどん生えかわる。

地球も生きているという証拠。




場所は再びアルゼンチン。

南部パタゴニアの、お次はアルゼンチン側にある街、

エル・カラファテにやってきた。

近郊の「ロス・グラシアレス国立公園」には、

その名の通り、氷河がたくさん見られる。

そのなかの一つが、

今回訪れた「ペリト・モレノ氷河」

エル・カラファテから近いということと、

氷河が進む速度が早い(中央部で1日2メートル!)という点で、

メジャーな観光スポットになっている。

要は、他の人より爪が伸びるのがめちゃくちゃ早いということ。


ここで注目すべきは、

まず氷河の色。

透きとおるようなアオ。

空や海とは違った地球の色を見る事ができる。

近くで見るともっとキレイ。

大きな木のしたで ~The Story of the Big Trees~

大きな木のしたで ~The Story of the Big Trees~

あなたにはアオい血が流れているんですか。



そして、氷河が崩れ落ちる音。

見えない爪切りが氷河を削るとき、

乾いた音が響く。

大きな木のしたで ~The Story of the Big Trees~

そして大なり小なりの削られた一片が、

水面に散らばって漂う。

大きな木のしたで ~The Story of the Big Trees~



氷河の上を歩く。

大きな木のしたで ~The Story of the Big Trees~

アイゼンから伝わる氷河を一歩一歩噛み締めながら進む。

大きな木のしたで ~The Story of the Big Trees~

マリオははしゃぐ。

大きな木のしたで ~The Story of the Big Trees~

童心に帰る気持ちもわかるよ、マリオ。

大きな木のしたで ~The Story of the Big Trees~


その色に魅せられて、つい触りたくなる。

冷たい。

初めて触れた氷河。

あなたはこんなに冷たいのに人気者なんだね。



爪を噛んでもしょうがないけど、

氷河のフルコースはおいしい。

氷が溶け出して流れる水、

大きな木のしたで ~The Story of the Big Trees~

そして本日のメインディッシュへ。

さてなんでしょう?

これは最高においしかった。


食後にはオン・ザ・ロック氷河スペシャル。

大きな木のしたで ~The Story of the Big Trees~

これは氷河の氷。

更にはデザートのチョコ。

これは氷河とは関係ないか。


気がつけば清々しい自然の匂いに包まれていた。

もう前日のニンニクの匂いなんて気にならない。

誰かが音もなくオナラをしたって気がつかない。

絶えず心地よい風が大自然の匂いを運んでくる。

大きな木のしたで ~The Story of the Big Trees~



ここがうちらの今回の旅のパタゴニア最後の地だった。


最高だったな。


最高に高かった。

入園料も含めて一人一万円以上もする。

アルゼンチンはどこもそうだけど、物価がアップアップで、

うちらはあっぷあっぷだ。

お後がよろしいようで。




氷河フルコースのメインディッシュは何だったでしょう。

当てた人はすごいっ!!

正解は次の記事で。


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