
彼女の名はテレサ。
5歳、イタリアーノ。
出会いはバスの中。
たまたま前の席だったのだ。
何度も振り返ってくれるから、お友達になれた。

これは仕込んだキツネさん。
とても気に入ったご様子。
お次はカードゲーム。

ゲームではない。
彼女たちのお気に入りのキャラクターカードを、引くだけ。
ちなみにイタリアーノとジャパニーズなので、
言語は不一致。
ジェスチャーというか、手の動き、表情のみで会話。
それでも一緒に遊べるから不思議。
子供のパワーってすごい。
国境なんてない。
何でこんなに盛り上がれるかな~って位、
笑い転げてた。
最後はうちらと両親ズで「シー」ってやる位。
最後にテレサがお絵かきした絵にテレサって名前を書いて、
プレゼントしてくれた。
嬉しかったなぁ。
唯一知っているイタリア語で「グラツィエ」って言ったら、
ママが「オ~、グラツィエですって~。」みたいな感じで喜んでた。
「グラシアス」(スペイン語)の国で「グラツィエ」(イタリア語)。
たった一語だけでも、ぐっと距離が縮まった気がした。
私たちも「アリガトウ」って言われるだけで嬉しいもんね。
ちなみに外国人の「アリガトウ」知っている率は割と高めです。
そういえばポルトガル語の「オブリガード」と似ているから、
ポルトガルのオーナーは覚えやすいって言ってたな。
「アリガートー」みたいな感じで言ってたよ。
私たちもお礼に折りヅルをプレゼントしたら、
大事に持って行ってくれた。
楽しい時間をありがとう。
というわけで、またまた移動のお話。
プレルト・マドリンから向かうは世界の最南端の都市、
「ウシュアイア」。
プエルト・マドリンからリオ・ガジェゴスまでは、
”DON OTTO”というバスにお世話になったんだけど、
このバスがビックリ。
今までで一番すごかった。
何がって?
食事が。
13時発のバスだったから、お昼でないだろうなぁと思ってたら、
出た!

しかも、この旅お初のお膳付き。
膝の上でもバッチリ食べられる。
感動。
冷たいコーラのおかわりまで。
このバス、カマの中では最安だったのにー。
他社のセミカマと同じ位の値段だよー。
それなのに、この待遇!?
いきなりテンションUP。
これで終わりではない。
予期せず、軽食まで!

いつもさ、これが最後の食事かななんて心配しちゃうんだけど、
そんな心配もなし!
なぜなら、

次の食事がカウンターに置いてあるから。
で、期待大のお夕食。

アップにしちゃうよ。
どーん。

うわわわ。
見えないけど、このお肉、二枚重ね。
しかもね、これまたお初の「ワイン」付き。
もうね、お腹空いてないよ~と、嬉しい悲鳴をあげながら食したとさ。
期待していなかった分、感動。
そしてね、この日はバレンタインだったから、
チョコを。

あはは。スーパーで売ってるチロル的存在。
でも味はピカイチ☆
喜んでたし。

こんなちいちゃなチョコでもはんぶんこ。
んまー。
ちゃんとブランケットも付いていたし、快眠快眠。
そして翌朝、リオ・ガジェゴスへ到着。
実は、リオ・ガジェゴスからウシュアイアまでのチケットは、
プエルト・マドリンで扱っている会社ではフルで買えなかったから、
イチかバチかで現地購入。
・・・
無事ゲットー!パチパチ。
後は次の出発時間までゆっくりするだけ。
そろそろ時間だし、外に行ってみよう。
・・・。
遠くのバスの二階に何やら見慣れたセーターが。
ダッシュ。
やっぱり!!
ふたりっぷ&きのぴーず。
うはは、また再会。
これからカラファテに行くんだって。
うーむ、先にカラファテだったかなって思いつつも、
ここで会えたことに感激。
寝起き早々に見送って頂いて、ありがとうございました。


このバスの添乗員さんがペンギンみたいで、
まだ見ぬペンギンに想いが募る。

今回のバスは途中で海を渡る。
手前で下車させてくれて、写真スポットだ、わーい、と
写真を撮っていたら、

禁断のデコ丸出し。
フェリーへ乗り換えだった。

マゼラン海峡を越えるのだ。
こんなにいい天気なのに、こんなに風が強い。

船上ではフードをかぶるということを覚えたようだ。

おっと、後ろのおじさんも。
マゼラン海峡、無事横断。

さぁ、いよいよ世界最南端都市、ウシュアイアだ。
ちなみに、このルート、途中でチリを通るので、
アルゼンチン出国→チリ入国→チリ出国→アルゼンチン再入国という、
ちょっとお手数がかかるルートでした。
【おまけ】
こちらの長距離バスは宅配便も兼ねているよう。

乗客と共に荷物も積んで行ったよ。

さぁ、今日も夜行バスだー!
次はどこだー??
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どうか

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