思い返してみれば、1人の画家の美術館に行ったのは初めてかもしれない。
1人の人の作品の変遷を見るのがこんなに面白いなんて!
というわけで、バルセロナにあるダリ美術館・ピカソ美術館に一日で行くという、
暴挙にでてみました。
本当はダリの美術館はフィゲラスの美術館に行きたかったんだけど、
時間が取れなかったので、バルセロナにある美術館に行くことに。

ダリと言えばこの椅子?

ダリってぐにゃりと曲がった時計とか奇抜な絵が多いし、

クルリンと曲がった口髭から、クレイジーなおじさんのイメージしかなかったんだけど、

やっぱりすごい人なんだね。
ダリ美術館で、あーやっぱりダリってこんな感じね、というイメージ通りのダリと、
こんな絵も描くんだーという意外なダリに出会えて、結構満足。
ダリが描く白馬の王子様。と思ったら王子じゃないし。

細かな線使いと大胆な筆使い。

色使いがとてもきれいそして迫力あり。

案外狭い美術館だなーと思っていたのだけど、所狭しと作品が並べられているから、
見ごたえあり。
しかもすいてたし。

そして同日午後にはピカソ美術館へ。
なんと日曜の15時以降は無料という超ナイスな情報を情熱大陸さんが入手してきてくれた。
有料だとしても絶対行こうと思ってた美術館がまさか無料だなんてー。
ピカソといえば、超名前が長い人…じゃなくて、これまたゲルニカとか独特な絵の印象が強い人。
今回行った美術館では年代ごとに区分して展示されていた。
ピカソの変遷はやっぱり面白い。
写真がNGだったので、写真はないのだけど。
的にはローズ時代からキュービックに入るところが好きだった。
一点しか絵がなかったけれども。
的にはピカソの絵はよく分からないらしい。
そして、最後に見たいわゆるピカソという絵も好き。
三次元のものを無理やり二次元で表現しようとしているのか、
犬の絵が落書きみたいになっている。
総合的な美術館も良いけれど、こんな風に1人の人生を追いかける美術館も面白いんだな。
ダリにしてもピカソにしても、
色んなタイプの作品があって、見たことのない顔をいっぱい知ることができたような気がした。
なんていうか、過去の積み重ねで今というか未来があるんだな。
芸術って、絵画ってすごい。
忍耐のいる仕事だな。
常に自問自答、自己鍛錬、その答えをアウトプットしていく作業。
苦しかろう…と思ってしまった。
でも納得いくものが完成した時の満足度ははかりしれないんだろうな。
そして締めはフラメンコ。
街のインフォメーションで8ユーロで見られるタブラオ(フラメンコショーをやってる居酒屋みたいなもの)を教えてもらい、
情熱大陸×
で参戦。
ムードある間接照明とちょうどいい室温、満腹の心地よさがあいまって、
なかなか始まらないショーの前に
は夢の世界へ行ってしまっていたようだ。
そこへ突然、歌い手のめいいっぱいはる声が。
オペラとも全然違う、しゃがれた太い声。
スキンヘッドでおすぎとぴーこみたいな雰囲気を醸し出す歌い手。
迫力満点。
そして、まだかまだかと観客に期待させてやっと踊り手登場。
さっきまでのスキンヘッドおすぎにばかり気を取られていたのに、
一気に持っていく。

歯をくいしばり、眉間にしわを寄せ、ななめ上部を一心に見つめる瞳。
こんなに苦しい情熱があるんだと。

足元、足さばきもさることながら、あの顔が忘れられない。
小さなクラブだったから演者との距離が近くて、迫力満点だった。
あっという間の30分間。

タブラオを出て、リリィさんがぼそりとつぶやく。
「団十郎さんみたいだったね。」
そうだ!
あのスキンヘッドのおすぎとぴーこ風の人、もっとしっくりくる人がいるはず…
とモヤっとしていたのだけど、リリィさんの一言でスッキリ。
まさに団十郎さん。エビゾウ事件がニュースになっていた頃だったので、
なんてタイムリーなタイミング。
フラメンコの印象=「歌い手が団十郎」という、ピントのズレた、しかし強烈なインパクトとして
の頭に刻まれたのだった。
というわけで、色んな人の色んなパターンの情熱を情熱大陸さんと観た一日でした。

バルセロナ、面白すぎるーー!
既にまた来たい場所。
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さぁ、今日は何位でしょうか?根気よく見つけてみて下さい。笑
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というわけで、バルセロナにあるダリ美術館・ピカソ美術館に一日で行くという、
暴挙にでてみました。
本当はダリの美術館はフィゲラスの美術館に行きたかったんだけど、
時間が取れなかったので、バルセロナにある美術館に行くことに。

ダリと言えばこの椅子?

ダリってぐにゃりと曲がった時計とか奇抜な絵が多いし、

クルリンと曲がった口髭から、クレイジーなおじさんのイメージしかなかったんだけど、

やっぱりすごい人なんだね。
ダリ美術館で、あーやっぱりダリってこんな感じね、というイメージ通りのダリと、
こんな絵も描くんだーという意外なダリに出会えて、結構満足。
ダリが描く白馬の王子様。と思ったら王子じゃないし。

細かな線使いと大胆な筆使い。

色使いがとてもきれいそして迫力あり。

案外狭い美術館だなーと思っていたのだけど、所狭しと作品が並べられているから、
見ごたえあり。
しかもすいてたし。

そして同日午後にはピカソ美術館へ。
なんと日曜の15時以降は無料という超ナイスな情報を情熱大陸さんが入手してきてくれた。
有料だとしても絶対行こうと思ってた美術館がまさか無料だなんてー。
ピカソといえば、超名前が長い人…じゃなくて、これまたゲルニカとか独特な絵の印象が強い人。
今回行った美術館では年代ごとに区分して展示されていた。
ピカソの変遷はやっぱり面白い。
写真がNGだったので、写真はないのだけど。

一点しか絵がなかったけれども。

そして、最後に見たいわゆるピカソという絵も好き。
三次元のものを無理やり二次元で表現しようとしているのか、
犬の絵が落書きみたいになっている。
総合的な美術館も良いけれど、こんな風に1人の人生を追いかける美術館も面白いんだな。
ダリにしてもピカソにしても、
色んなタイプの作品があって、見たことのない顔をいっぱい知ることができたような気がした。
なんていうか、過去の積み重ねで今というか未来があるんだな。
芸術って、絵画ってすごい。
忍耐のいる仕事だな。
常に自問自答、自己鍛錬、その答えをアウトプットしていく作業。
苦しかろう…と思ってしまった。
でも納得いくものが完成した時の満足度ははかりしれないんだろうな。
そして締めはフラメンコ。
街のインフォメーションで8ユーロで見られるタブラオ(フラメンコショーをやってる居酒屋みたいなもの)を教えてもらい、
情熱大陸×

ムードある間接照明とちょうどいい室温、満腹の心地よさがあいまって、
なかなか始まらないショーの前に

そこへ突然、歌い手のめいいっぱいはる声が。
オペラとも全然違う、しゃがれた太い声。
スキンヘッドでおすぎとぴーこみたいな雰囲気を醸し出す歌い手。
迫力満点。
そして、まだかまだかと観客に期待させてやっと踊り手登場。
さっきまでのスキンヘッドおすぎにばかり気を取られていたのに、
一気に持っていく。

歯をくいしばり、眉間にしわを寄せ、ななめ上部を一心に見つめる瞳。
こんなに苦しい情熱があるんだと。

足元、足さばきもさることながら、あの顔が忘れられない。
小さなクラブだったから演者との距離が近くて、迫力満点だった。
あっという間の30分間。

タブラオを出て、リリィさんがぼそりとつぶやく。
「団十郎さんみたいだったね。」
そうだ!
あのスキンヘッドのおすぎとぴーこ風の人、もっとしっくりくる人がいるはず…
とモヤっとしていたのだけど、リリィさんの一言でスッキリ。
まさに団十郎さん。エビゾウ事件がニュースになっていた頃だったので、
なんてタイムリーなタイミング。
フラメンコの印象=「歌い手が団十郎」という、ピントのズレた、しかし強烈なインパクトとして

というわけで、色んな人の色んなパターンの情熱を情熱大陸さんと観た一日でした。

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