永久気管孔ともだちアルマさんのリブログのリブログです。

気管孔のケア。本当に大変です。主治医のスーパードクターも手術をして改造人間にはしてくれるけど、術後のケアは本人も経験がないので風任せならぬ若い担当医、看護師任せ。術後の入院中に血痰の塊が1㎝弱の気管孔内で詰まって三途の川を見る事6回、都度、医師が駆けつけて気管孔吸引、ピンセット突っ込んで引っ張り出す。一時退院中は気管狭窄で5日間に3回救急搬送。2回は当時住んでいた埼玉の病院で応急処置、3回目は手術した病院で主治医が「なんで急にこんなに小さくなったんだ。背に腹は代えられない。指を突っ込む!!とノー麻酔で手荒な処置、その後ICUへと大変でした。

 

乾燥が大敵の永久気管孔。痰が外気に触れやすく乾燥すると痰が固まり、それが気管孔内に詰まると呼吸困難になります。加湿の為にネブライザーという加湿器を使うのですが、どの機種がいいのか?1日何回やればいいのか?1回何分くらいやればいいのか?すべて患者の試行錯誤になります。お蔭でネブライザー5台も買ってしまいました。


狭窄防止のチューブは最初の試作品こそ医師が作ってくれたけど自分で作り出すと医師も「自分で作った方が苦しい苦しくないがわかるし、器用に作っているから自分でやって」となり今に至ります。今はチューブの長さ、角度、挿入の角度も自在にあやつり気管に詰まった痰の塊の除去も長めの専用チューブを作って自作自演しています。あ~しんど!!

 

気管孔カニューレのDIY