【筋肉バカの健康法2024『毎日続けることが力になる』】
◎1日1度は、ストレッチと筋トレ!!
【柔軟性➡ストレッチ】
日常的に体を動かさないと、加齢とともに体はどんどん固くなっていきます。体が固くなると怪我をしやすくなるとともに、高齢者では転倒→骨折→寝たきりになりにやすくなります。ストレッチを続けることが大事です。
➡私は『たった5つの体幹部のストレッチ』を毎日続けています。
※BIGTOEのたった5つの体幹部のストレッチ
※オールジャパンミスフィットネスチャンピオン、IFBBプロ山中輝世子さんもストレッチは欠かしません。
※ミスフィットネスのレジェンド丹羽裕子さんが古希を迎えても柔軟で動けるのは日々の筋トレとストレッチをかかさないからです!!
【筋肉➡筋トレ】
筋肉は二十歳代半ばを過ぎる頃から意図的に運動しないと日々衰えていきます。(1年で1%の筋肉が減るというデータもあります。)
筋肉は体重の40%~50%を占める重要な器官で、体を支え動かすだけでなくエネルギーを貯蔵するという機能もあります。
筋肉量が多いほど長生きできるというデータもあり、筋肉が減ることで転倒などのリスクが高まるだけでなく、免疫力低下や血糖値の上昇などで成人病の原因にもなるのです。
「サルコペニア」という言葉をよく耳にしますが、加齢、生活習慣の影響によって筋肉の量が減っていくことをいいます。がんを罹患すると「悪液質」のため筋肉、体重はどんどん落ちていきます。がんを患っていても筋肉量が多い人ほど長生きするそうです。
健康な若者でも、病気や事故入院などで1日中ベッドの上で寝たきりの状態になると、大腿四頭筋は1日で0.5%ほど、2日で1%ほど減少するといわれています。
私自身、23歳の時に右足を骨折し2か月のギプス生活を経験しました。足首から大腿部まで覆ったギプスは2週間もするとブカブカになりギプスと大腿の間に片手が、そして間もなく両手が入るくらい細くなりました。恐ろしい速さで筋肉が落ちていきます。
怪我などが無くても、二十歳代の人に比して70代、80代になるとその筋肉量は半分になるとも言われています。
しかし、高齢者でも筋トレを行うことで筋肉を維持することは可能ですし、若い人ほどではないにしろ筋肉をつけることは出来ます。健康な若い時に運動習慣があり、しっかり筋肉をつけていれば、大病や大怪我による入院生活で落ちてしまった筋肉を「マッスルメモリー」で比較的容易に戻すことも出来るのです。骨折の時もギプスを外してジムに舞い戻った1か月後には筋肉は8割がた戻っていました。良い証明です!!
6年半前、ステージⅣのがんを宣告され、余命宣告まで受け、生きる為に成功しても大きな障害が残るというイチかバチかの「腺様嚢胞癌切除手術」を受けました。半年に及ぶ入院の結果、体重は78kgから64㎏に減り、最大46㎝あった上腕は38㎝に。
それが、退院後、「筋トレは難しい」と言われながらも、その体で出来る筋トレを始めると1年後には、体重75㎏、上腕囲42㎝にまで戻りました。これが「マッスルメモリー」です。筋肉があったことで術後のリハビリもスムースに進められ回復を早めることが出来ました。
私は、コロナ禍以来、毎朝一番にジムではなく近くの公園で自重筋トレを続けていますが自重筋トレだけで筋肉を維持出来ています。免疫力も上がっているはずです。
賢明な人は、騙されたと思って今日から筋トレを始めてください!!必ず、将来、「筋トレをやっていて良かった」と思うはずです。
※昔、ぶら下がり健康法が流行ったことがありました。その時はバカにしていましたが、ぶら下がることで背筋が伸び姿勢が良くなります。前腕から背筋までスチレッチと共に力がはいり背中、腕、特に前腕の筋肉が刺激され強くなります。年末のスポーツマン対決が放映されていましたが、「サスケくん」は片手ずつ交互に10分以上ぶら下がり他のスポーツ選手を圧倒していました。毎日、猿のようにぶらさがっています(笑)。
◎自然に任せて我慢しない!無理しない!
【出るものは我慢しないで出す!!】
『食べることは生きること』と言いますが、食べることと同様に『出すことも生きること』です。
便、尿などの排泄も嘔吐(ゲボ)も汗も不要なものは出すという「体の自浄作用」!!自然な現象です。出るものは我慢しないで出しましょう!!出すことは恥ずかしいことではありません。出なくなったら死んでしまいます。
【無理せず自然に任せることも大切】
私はがん切除手術で永久気管孔での呼吸になったので1日数回はネブライザーで気管孔内を加湿して痰取りをしなくてはなりません。痰は粘着力が強く気管孔の奥の壁にこびりつき取れないことも良くあります。最初は取ろうと躍起になっていましたが、今は気管孔の狭窄防止に挿入されているエアウエイチューブで痰を取る技術が身につきましたし、呼吸が出来ないほどの大きな痰は別として、加湿だけして自然に体が吐き出すのを待つことも覚えました。無理に力ずくで取ると気管壁に傷をつけ出血するからです。「これは出さないとまずい」となると体は全力ではき出そうとします。体を守ろうとする自然な現象です。
【入口→口腔ケア】
『飲食物の入り口は清潔に!!口腔ケアというやつです!』
・朝、起きたらまずうがい!そしてコップ1杯の水を飲み干します。
・食後の歯間ブラシ、歯磨き。クチュクチュうがい。(気管孔ではガラガラうがいは出来ません😢)
・私は気管孔呼吸ですから「空気の入り口出口は同じ胸の穴」なのでネブライザー加湿、痰とりで清潔に!!(消毒液は使いません。すべて水道の流水です。)
【出口も清潔に!!】
・気管孔で風呂に浸かれない、うっかりシャワーも浴びられない自分ですが、下半身シャワーは毎日、朝晩でも出来ます。「出口」も清潔に!!
(毎日の入浴、夏場は朝晩のシャワーを欠かさなかった自分ががん切除手術後、長期にわたり入浴なしの生活を余儀なくされ、看護師さんに温タオルで体を拭いてもらう日々でした。それで「風呂に入らなくても死なない」ことは確認済(笑)!!術後1か月過ぎた頃、主治医から「今日から下半身シャワーしましょう!」と言われた時には驚いたけど、下半身シャワーは気管孔を気にすることなく出来ます!!それに大事なところさえ清潔にしていれば臭くもない(笑)。)
体の入口、出口を清潔にする習慣を毎日続けることが健康の為にもエチケットの為にも大切です!!(笑)
※間寛平『ひらけチューリップ』♪入口出口に近~い台!!パチンコも入口、出口に近い台がポイントみたいですよ!知らんけど(笑)!
◎楽しいことをやり、会いたい人に会う!!
【あとは、メンタル!!】
『楽しいことをやり、会いたい人に会う!!』
筋トレによる筋肉への肉体的ネガティブなストレスは筋肉を発達させますが、人的、精神的ネガティブなストレスは心だけでなく、肉体までボロボロにします!!
会いたい人に会い、好きな事、やりたいことをやりましょう!!ポジティブで楽しいことは健康を増進させます。
精神的ストレスを与える人は避けてネガティブな要因は切り捨てるべきです。
私は、がんになる原因の一つとして心的ストレスも大きいと自らの体験から感じています。
【心の支えと強化】
先祖供養、祈りを習慣化することをお勧めします!!「感謝します!」「元気です!「ツイている!」」と毎日唱え続けることでその気になって、ただ言葉にして繰り返すだけだったものが体に心に沁みついてきます。言霊の威力恐るべし。単純な性格です(笑)。
どんな事態に直面しても淡々と現実を受け入れ、感謝と笑顔を忘れず前向きに向き合えるようになります。そして道は開けると信じています!!
運動による柔軟性、筋肉の維持向上、メンタルの強化だけでなくすべてのことにおいて小さなことを無理をせずに毎日続けることが力になると思っています。だって、なにもしないのと、週1回でもやるのとが同じはずがありません。ましてや毎日積み重ねれば効果絶大のはず!!
脳みそまで筋肉男の少しおバカな健康法でした!!