「いっぷくからのありがとう」のリブログ「希林さんのできた訳」で記したように、ダイバダッタは、何かとブッダの邪魔をし、命さえ狙うやっかいな存在。でも、「ダイバダッタは自分が悟りを得るために難を与えてくれる存在」と悟ります。

 

樹木希林さんは、法華経の「希心会」に入信されていることは有名ですが、内田裕也さんというダイバダッタに出会い苦労し、さらに「がん」というダイバダッタに出会い、人生をより深く味わい、人生の奥深さ、醍醐味を身につけられたそうです。

「人は成長するためにこの世に生まれてきた」そうですが、私にとって自身を成熟させ悟りを得るために存在したダイバダッタは、御しがたい妹と「がん」だったと思っています。

 

世の中には善人、悪人、その両面を持ったものが存在しますが、それぞれがこの世で役割を持って生まれてきているそうです。ウクライナで侵略戦争をしている21世紀のヒットラー屁珍、中東で己の我欲の為に罪のない人々を巻き込んで殺し合いを勧めるイスラエルとハマスの指導者でさえこの世での役割を持って生まれてきているようです。

私的には、人を殺したり貶めるような悪人は存在しないほうがいいと思うのですが、彼らですら、それぞれがダイバダッタの役割を持って生まれてきているというのですね。

個々人に強いられる試練、がんなどの病ですらも「人は成長するためにこの世に生まれてきた」と考えれば、頭の悪い私ですら少しは合点がいきます。そう考えると御しがたい妹も、公園や道路に平気でゴミを捨てる輩もそれぞれ役割を演じている難が有るが「有難い存在」「がん」という病気ですら私の人生を磨き豊かにしてくれる有難いものと思えるようになりました。

 

無信仰の人生を歩んできた私ですが、がんに罹患し余命宣告を受けたことで人生が豊かになったと感じるこの頃です。

 

などと言いながら、「勧善懲悪」韓国ドラマ「トンイ」を観ながら留飲を下げているおバカなBIGTOEです(笑)。

どこまでも真っすぐで人の道を貫くトンイと己の欲の為に人を貶め殺すことも辞さないヒビン(このドラマではこの方がダイバダッタですね。)。今日の55話でついに積み重ねてきた悪行が明かされ死罪になりました。

 

私の祖母が臨終のときに私に言った「真っ当に生きよ。真っ当に生きなつまらんぞ。」という言葉が脳裏を過ります。

 

いずれにしても、「祈りと先祖供養」と「筋トレ」が大きな心の支えになっていることは間違いありません。

 

今日もいつもどおり、ご先祖様への挨拶、祈り、ネブライザーから始まりました。

いつものように生活が出来て筋トレが出来る事に感謝です。