今日は、「運転免許の告別式」に兵庫県免許更新センターへ行って参りました。2017年の腺様嚢胞癌切除の大手術で鎖骨、肋骨、胸骨、大胸筋を失ったものの、主治医先生の見解は、「車の運転は可能」とのことでしたので、退院後の千葉県鴨川リゾートでの療養中に免許を更新しました。(もっともこの時はまだ運転を伴う仕事に再び就くかもとの思いもあったので・・・。骨もない爺がよく言うよ!!(笑))
あれから5年・・・。その後、関西に戻ってから「緑内障」との診断を受けたこともあり、結局、今日までハンドルを握ることは一度もありませんでした。
年齢、体力からすれば、「まだ早いやろ!」という気もしないではないのですが、骨が無いという普通ではありえない特殊な体であることに加えて緑内障も追加されたこともあり、万が一、交通事故でも起こして人を殺めたり、傷つけたりしたらえらいことになります。きっぱりと「免許返納」をしてきました。
「運転経歴証明書」(自動車等の運転はできません)の発行待ちをしていたのですが、免許更新を終えて新たな免許証を受け取る人々を見ていると3分の2は背中が丸まっていたり、歩くのも儘ならないように見える、明らかに私よりかなりご高齢と思われる老人たち。
心の中で「おいおい、返納違うんかよ!!こりゃ恐くてうっかり道も歩けないな。」と正直思いました。
高齢化社会で高齢者が運転する交通事故が絶えない昨今。運転される方も、歩行者も注意しましょうね!!
私のこの世での運転免許証。一度も人身事故を起こすこともなく一足先に天国に旅立った雨の水曜日でした。
【5年前のライブドアブログ】この日の鴨川も雨でした。
http://new-bigtoe.blog.jp/archives/9955565.html
『老人の詩』吉田拓郎
