『前向きに生きる』『どんな体になってもその体で奇跡を起こす』

 

正直、6年前に手術のことをヒゲセンセに相談した時、「危険な手術。やらないほうがいい。緩和ケアのある良い病院を紹介するよ」と言われ、心の中で「おいおい、俺死ぬんかよう!!」と思ったものです。結果、自分の判断でその危険な手術を受け、今こうして生きているわけですから自分の選択は間違っていなかったと思っています。

 

先日、東京で久しぶりにお会いして話をしましたが、先生の話を聞いて「生きるためとはいえずいぶんと大それた手術をうけたんだなあ」と改めて思いました。命を繋ぐために本来あってはならない姿、呼吸形態、神経支配になる?そこまで知らなかった、考えなかった。ある意味この「恐いもの知らず」が幸いしたのかもしれません。そして、嫌なことを忘れさせてくれる「筋トレ」で体力をつけ続けてきたこと、多くの友に恵まれたこと。それが「前向きに生きること」につながったことを確認することが出来ました。浅見先生ありがとうございます!!

 

 

 

 

 

術前には主治医は「声を永久に失う事」を最重点課題として説明してくださいましたが、ビルダーである自分にとって気になるのは、骨が無くなってしまう事、何とか骨を戻せないかということでした。しかし、「骨があると気管孔が作れない。骨は戻さないのではなく戻せない。」との答え。しかも、結果的には術後ICUで意識が戻った時には、骨が無くなっただけでなく、気管孔の補強に大胸筋が使われていたのです。ショックでしたが生きる為に自分で選んだ手術です。親友のプロレスラーボディガー「生きる為には手術するしかないです、僕ならどんな体になろうとも生きてその体で奇跡を起こします。」という言葉に背中を強く押されました。

 

浅見先生の優しさ、ボディガーの強さに感謝です!!

 

「僕は死にましぇん。」(どこかで聞いたセリフです(笑))まだまだ、生きます!!必ず元気な姿でまた会って飲みましょう!!「生きてるだけで丸儲け!!」です。

 

 

(※筋トレ習慣があったことも幸いでした。退院直後の背中と筋トレ再開後の体)

 

 

(※ヒゲセンセが驚くワイドグリップのチンニング)