産業医科大学の佐藤典宏先生の本とYOUTUBE

 

★「がんが治る人」に共通する5つの力とは?現役外科医が、がんを克服するために必要な力について解説

 

 

「がんが治る人」と「がんが治らない人」の違いは何か?

 

長年にわたって多くのがん患者さんを手術し、経過を見てきた外科医である私が、「がんを克服した患者さん」は、ある共通点をもっていることに気づきました。

 

纏めると・・・

その共通点とは、患者自身の持っている「総合的な力」、つまり、

1.受け入れ力・・・現状を受け入れ気持ちを立て直し治療に前向きになる

2.情報力・・・「がんは情報戦」情報を集め自分にとってベストな治療を見つける

3.コミュニケーション力・・・患者と医師の円滑なコミュニケーション

4.体力・・・筋肉の量が落ちると合併症、抗がん剤の副作用が増える。再発、転移しやすくなる。

5.免疫力・・・がんを排除し防御する力

です。

 

私の場合

1.ステージⅣのがん宣告、余命宣告を受けた時、不思議なくらい冷静で受け入れるのにさほどの時間を要しませんでした。私の場合、「受け入れ力」というより人間いつか死ぬという「開き直る力」なのかもしれません

2.インターネット、書物、医師からの情報に行き詰まった時、新たな情報をくれた友人に恵まれました

3.受診の際には、疑問に思うことを紙に書いて持参し医師に訊ね、医師はそれに応えてくれました。

4.子供のころからアトピー持ちで弱かった体を「筋トレ」をすることで克服しライフワークにしてきたため同年代の人に比すると体力がついていました

5.免疫力。これが一番わかりにくく、正直、自分は免疫力が強いのか弱いのかわかりません。

 

治療を受けなければ、余命3~4か月。5年後の生存率40%未満と言われてから5年半。この間に同じがんの患者仲間、他の種類のがん、心臓発作などで元気だった多くの知り合いが旅立ちましたが、私は重度障害はあるもののこうして生きています。

 

もしかしたら、私は佐藤典宏先生の仰る「がんが治る人」に共通する5つの力を持っているのかもしれません。

 

知らんけど(笑)。