がん宣告から今日までのまとめ(45)

『「精神世界の話」魂の筋肉を鍛える!!』 

(2017年08月27日のブログ加筆)

 

★魂のレベルを高める★

チームBIG TOEシルバー武内長老の「精神世界」の話です。

人間は人生の中において色々な体験、経験をして「魂の成長」させる為に肉体を持って生まれてくるそうです。そして、意外と思われるかもしれませんが、魂のレベルは体に障害をもった人の方が圧倒的に高いそうです。

 

私は、命にかかわるような大きな病気や怪我もせずに腺様嚢胞癌罹患まで生きて来ました。子供のころは、アトピーもあり、胃腸が弱くしょっちゅう下痢をして体が弱かったのですが、ボディビルに出会い鍛錬を重ねることでその肉体は強くなり、胃腸も強化され、お腹を壊すこともなくなりました。アトピーも克服しました。風邪もめったにひかなくなりました。

 

それどころか、ある程度素質にも恵まれていたのでしょう。血の小便を出すほどではありませんでしたが、人よりも少し鍛錬は積んだのでしょう。ミスター大阪、ミスター関西、ミスター岡山というタイトルをいただけました。運もあったと思います。

 

武内長老によると、今までの私は「肉体的強者の人生」だったそうです。しかし、癌と戦う手術をすることで重篤な障害が残ることは避けられず「肉体的弱者の人生」に挑むことになります。分かりやすく言うと、これからは新しい障害を持った人間に生まれ変わることで、「肉体の筋肉」を鍛えることから「魂の筋肉」を鍛えることになるのです。

 

(※武内長老は、60代で大きな心臓手術をされ、胸骨は金属で止められています。しかし、75歳(2017年現在)で60kgのベンチプレス10回を軽く行います!!素晴らしい目標です。)

 

全日本プロレスのゼウスの言葉です、「人間というのは、五体満足である人ほど、言い訳や文句ばかり言って頑張ろうとしない、努力をしない。彼らを見ていると腹がたつ。不幸にも障害を持って生まれたり、事故や病気で障害を持った人ほど頑張って努力する。」

 

ボディガーから聞きました。プロレスラーたちは、毎試合、リングに向かう前に歯を磨き、祈るそうです。試合では何が起こるかわからない、ひとつ間違えば、いつ命を落とすかわからない。まさに、毎試合、毎試合が命がけなのです。

私も生まれかわるために命がけで戦います!!2017年9月12日、生まれ変わるのを機に名前を変えることにしました。スーパーマンから頂いたケント(賢人)です。子供ですね(笑)。

 

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《武内長老からの言葉》

「どんな困難が襲って来ようと立ち向かうしか道は無いです。この勝負は後には引けません。亀田病院に託しましょう。

一番大事なのは、不安は絶対に持たない事です。

賢人さん自身が絶対に克服するんだと言う確信を持って下さい。

厳しい言い方ですが、

不安とか心配は現実に起きてない事に対する妄想です。

不安や心配はどんどん大きく膨らみ最後には現実化してしまいます。だから、絶対に不安や心配は持たないで賢人さん自身の魂と亀田病院をとことん信じて下さい。精神世界では「想いは物質化する」と言う言葉が有ります。無理かも知れないですけど、絶対にマイナス発想を持たないで下さい。私自身もその事を体験しています。賢人さんは絶対に社会復帰出来ます。希望を持って下さい。確信を持って下さい。信じております。」

 

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「不安は絶対に持たない!」

「絶対に克服するんだと言う確信を持つ!」

「不安とか心配は現実に起きてない事に対する妄想である!」

「自身の魂と亀田病院をとことん信じる!」

「絶対にマイナス発想を持たない!」

 

手術前に武内長老からいただいた言葉です。肝に銘じます!!

 

 

※亀田総合病院退院後、武内長老は奥様と共に遠く鴨川で療養中の私を見舞いに来てくださいました。義兄弟の盃を交わしました。

 

そして、今、2023年2月。手術でケントに生まれ変わってから今年で6歳の誕生日を迎えます。

その間、幾度となく再発、転移の不安が押し寄せました。

それでも都度乗り切りこうして生きているのは、「不安とか心配は現実に起きてない事に対する妄想である!」と信じ、マイナス発想を持たなかったからでしょうか。

 

人生はまだまだ続きます!!知らんけど(笑)。

 

話しは変わりますが、笑福亭笑瓶さんが急性動脈乖離で亡くなられたそうです。昔、「突然ガバチョ!」で何度かお会いしたことがありますが、退場マンにも声をかけてくださる気配りの人でした。ご冥福をお祈りいたします。