がん宣告から今日までのまとめ(11)

 

【同じ腺様嚢胞癌でも発症部位などの条件、心情により異なる治療法】

外科手術《ACCの治療としては第一候補》

私の罹患した「気管原発ACC」でも第一候補。胸に気管孔を制作しました。しかし、術後5年経過しましたが未だ私以外この手術を受けた人を知りません!!

 

他部位(主に頭頸部原発)でも外科手術が主流のようです。ACCの多くは頭頸部に発症するため手術後の容姿が変わったり、私のように気管、喉頭部の場合、声を失い、喉や胸の永久気管孔での生活になるため若い方、特に女性は避けたいと考える方が多いのですが当然ですね。

(※喉から胸部の横からの画像。丸の中の鎖骨、肋骨、喉頭部を摘出しています。今でも気管孔狭窄防止のためのチューブが入っています。)

 

 

そこで「手術以外の治療法」を模索することになります。それらの飽く迄も『個人的見解』です。

 

陽子線治療《ACCに有効》

・・・ACC仲間で女性数名が受けたことを知っていますが、再発なく過ごされています

重粒子線治療《ACCに有効》

・・・がん自体を抑えられても脳壊死、骨壊死など晩期障害の懸念があるようです

私自身は「放射線医学総合研究所病院」治療の打診を依頼しましたが、「気管にはろう孔形成のリスクが高く不適合」とのことで断念しました。

 

動注化学療法《ACCに有効》・・・治療後、元気にされている友がいます。

 

 

○放射線治療(ACCへの効果疑問)・・・腺様嚢胞癌では成長を一時止める程度の効果か?

○抗がん剤治療(肺がん用が多い)(ACCへの効果疑問)

TC療法(パクリタキセル+カルボプラチン)、テセントリク、ドセタキセル+サイラムザ、シスプラチン+ドキソルビシンなど

 

 

○分子標的薬「レンビマ」(ACCへの効果不明)

○免疫チェックポイント阻害薬(オプジーボ・キートルーダ・チセントリック)(ACCへの効果不明)

➡私も細胞検査を受けましたが不適合でした。

○免疫療法(丸山ワクチン・アンサー・ヤーボイ)(ACCへの効果不明)

○光免疫療法(ACCへの効果不明)

○BNCT(Boron Neutron Capture Therapy)ホウ素中性子捕捉療法(ACCへの効果不明)

 

◎サイバーナイフACC肺転移癌に有効》・・・数量、大きさ、原発癌が切除され他に転移なしなどの条件あり。

◎凍結療法ACC肺転移癌に有効》・・・数量、大きさなどの条件あり。放射線照射と比べた凍結治療の利点は肺機能が低下しないこと。 自費診療として55万円(凍結針1本)がかかります。

 

【今日の筋トレ】

◎ハンマーグリップチンニング 20回~16回×10セット

◎ハンギングレッグレイズ 20回×5セット