せっかくゴージャスなホテルに泊まっているということを考慮し、起床は遅めを指示。今回は千葉県内をうろうろするだけだし、乗り回すことが目的ではないので。
バイキングの朝食がこれまた超豪華。のんびり起きて、のんびりみんなで囲む朝食っていうのが、これがまた最高に美味しく楽しく。個人的には、特製のフレンチトーストがイチバンのお気に入りだったかな。10時近くのスタートとなったけど、意外と悪くないものです。今日は房総半島を「横断」しようという話になり、再び内房線を目指すことに。ダイヤが少し乱れているようで、接続が微妙なことになってきましたが、ダメならダメでまた考えればいいでしょう。
そんなわけで、やって来たのは五井です。ここから乗るのはもちろん小湊鉄道です。持参の切符はこれもそのまま乗れちゃうのです。終点の上総中野まで行く列車はとても少ないのでこれを逃すと致命的になるところでしたが、何とかギリギリで間に合いました。
先日の台風の影響とかで、本日の小湊鉄道は、途中の上総牛久-里見間がバス代行とのこと。突然バスに乗り換えさせられ、一瞬唖然とするも、滅多に経験できないハプニングなだけに、これも旅の醍醐味かと。バス旅もまたいいもんですぜ。
里見に到着。ここからまた列車に乗り込みます。「みつみん」は趣きのある木造の里見駅舎が気に入った様子。こんな機会でもなければなかなか訪れるチャンスはなさそうですしね。
そして再び列車に揺られること24分。終点の上総中野に着きました。
待合室に備え付けられていた「思い出ノート」にも興味津々のご様子。
全面展望がバッチリの車両なので、しばしカブリツキを楽しんでみたりします。やはりここはイチバンの特等席と言えるでしょう。
大多喜で降りて、駅前の観光協会で一休み。無料で飲めるコーヒーも置かれていて、休憩するには打ってつけ。女性陣はお土産や記念品等いろいろと買い込んだようです。
次に来た列車は一見昔風の車両。実はこれ、新形車両に旧国鉄の塗装を施した「新車」なのです。でも何だかノスタルジックな気分に捕らわれそうです。
中は嬉しいクロスシートの配置も。やっぱりこのスタイルこそが旅の基本ですね。
列車を1本見送っても、この先大原で乗り換える電車は同じなので、国吉で降りることにしました。
駅舎は直営の売店となっていて、土産物やムーミングッズが多数。女子には特に人気がありそうです。
大原へと出た後は、もういい時間になったこともあって、そのまま外房線と総武快速線を使って帰路に着くことに。その後もずっとボックス席で移動でき、最後までとても快適な旅となりました。
いやあ、それにしても、何と楽しく充実した旅であったことか。旅は「どこへ行くか」より「誰と行くか」の方が重要なのかもしれませんね。次回は(あるのか?)もう少し遠出してみるのもいいかも。
なお今回の旅は、「鉄音アワー」628号
https://www.youtube.com/watch?v=OB2T4PCvasI
にて一部ご覧になれます。ご参考までに。