以前から一度行ってみたいと思っていた、片上鉄道の旧吉ヶ原駅。毎月第一日曜日には、構内において運転会が行われるため、それに合わせて行ってみることに。



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そんなわけで、新幹線を使ってバビューンと一気に岡山へ。でもまだここからが結構大変な道のりなのです。




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岡山からは津山線に乗り換えて津山へ。ここから本数は少ないものの、吉ヶ原へ直行するバスが出ていて、今はこれが一番行きやすいルートかと。和気と吉ヶ原を結んでいたかつての代替バスも今はなく。




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そしてバスに揺られること30分余り。ついにやって来ました吉ヶ原。ここを訪れるのは平成3年の廃止以来だから、かれこれ25年振りですかね。
おお、あの頃と何ら変わった様子がなく。この駅舎ですよ、これこれ。懐かしい!




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中の様子もまさに現役時代さながら。確かにここで切符を買って、列車を待った懐かしい思い出が鮮明に蘇ってきます。これはたまりません。




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構内には懐かしの車両がズラリ。しかもこれ、ただ展示されているだけでなく、全てまだ動かせる状態にあるとのこと。どの車両を動かすかは、月に一度の運転会によって変わるそうで、それもまた楽しみの一つです。




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車両は構内を中心に随時運行され、300円払って1日会員になると、何度でも乗車することができます。ということで、さっそく乗車。おお、この独特のエンジン音はまさにあの時と同じ。25年前のあの頃に還ったようで、心底感動。ずっと乗っていたくなります。




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2年前の2014年に、線路が130メートル延伸され、それに伴い黄福柵原駅が開設し、一時間に一本くらいは黄福柵腹駅まで運行されます。新設された駅ながら、その造りは昔風の懐かしさが込められ、この駅自体とても味があります。




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走る車両を外から眺めてみるのもオツなもの。それにしても、ここは一日居てもちっとも飽きることがないですね。




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その後も、見たり乗ったりブラブラしたりと、思う存分楽しませていただき、最高に充実した一日となりました。まさに時が経つのも忘れそうな、そしてノスタルジーに浸るには、これほど適した場所も他にはなかなかないでしょう。これからもちょくちょく足を運んでみたくなりますね。