切符の期限も今日までなので、後は一気に帰路へと向かいます。
昨夜は留萌に泊まり、今朝はもう一度増毛方面へ行くべく、早起きして6時50分に出る増毛行を捕まえます。この後はもう昼過ぎまで列車がないので、これを逃すわけにはいきません。
なお、ここで反対方向から来る列車と行き違いとなるため、乗り場は跨線橋を渡った2番ホームとなります。増毛支線廃止後は、深川方面へ行く列車のみとなることから、対向ホームへ渡る跨線橋自体閉鎖されてしまう可能性大です。
増毛方面からも深川行の列車がやって来ました。この並びも貴重なショットとなるかもしれません。
かつては向こう側のホームのさらに奥には、何本もの側線が広がっていて、その奥に羽幌線のホームがありました。今は空き地となった不自然に広い構内が、賑わった当時を物語っているようです。
朝早くから多くのテツが乗っています。というより、乗っているのはテツのみです。
右手に海を見ながらコトコトと。この光景も5ヶ月後には見納めとなるのですね。
またまたやって来ました。終点の増毛。この光景はしっかりと目に焼き付けておきたいものです。
そのまま折り返して増毛支線を後にし、深川方面へと引き上げることにします。写真は峠下における交換シーン。数年前までは周辺に数軒の人家が散見できましたが、今はそれも確認できず。いずれ改めてこの辺もじっくり散策してみたいところです。
深川へと戻って来ました。今日はこのまま引き上げるけれど、いずれまたやって来ることになるかと。
そのまま「スーパーカムイ」に乗り換え、札幌へ。特急が使える切符なのでこうした移動も楽々。何しろ鈍行だと一時間半以上列車がないので。
痛めた右腕はまだ上がらないものの、何とか箸は握れるようになったので、左手で右腕を持ち上げるようにして、札幌ではラーメンを食べることができました。どうやら怪我は確実に回復へと向かっているようです。
帰路へと向かうべく、函館行の「北斗12号」に乗り込みます。
自由席は空いていて、5割以下の乗車率。3日前に乗った一本前の「スーパー北斗10号」は今日も同様に混んでいて、どうやら混雑する列車は概ね決まっているみたいです。
その後も混雑することなく、新函館北斗へ。
「はやぶさ」に乗り換えればもう帰って来たという気になります。
東京到着。今度こそ旅は終わります。そしてしばらくはゆっくり静養することになりそうです。
留萌 6:50 → 7:20 増毛 7:35 → 9:09 深川 9:19(スーパーカムイ14号」) → 10:25 札幌 12:15(特急「北斗12号」) → 15:51 新函館北斗 16:17(新幹線「はやぶさ30号」) → 20:32 東京