残る1つの新駅を目指し、九州へ。
新山口から行動を開始し、山陽 → 鹿児島本線、と進みます。適度に乗り換えを繰り返し、熊本へとやって来ました。
そして熊本からさらに鹿児島本線で一駅、西熊本で降ります。ここも先日のダイ改時に開業したばかりの新駅です。
高架下に駅舎を有する規模の大きな駅ですが、基本的には無人駅で、ICカード対応の改札機が設置されているだけです。でも改札室が設けられていることから、いずれは有人駅として社員が配置されるのかもしれません。
外観はとても立派で新幹線の駅のような感じです。これで無人駅というのがちょっと意外な気も。
ともあれ、これでまた全駅乗下車のタイトル奪回となりました。
帰りは、ちょうど三角線からの列車があったので、それに乗って熊本へと戻って来ました。
熊本では少し時間があったので、駅構内のお店で「熊本ラーメン」を食べてみます。
当初はこのまま鹿児島本線を引き返すつもりでしたが、ふと別府で温泉に入ってもいいかな、と思い、ちょうど数少ない豊肥本線を横断する列車があったので、立野方面へと向かうことに。肥後大津から乗り換えた宮地行は国鉄タイプの40系で一気にテンションが上がります。
立野を過ぎると三段式のスイッチバックに挑みます。まさにテツにとってはたまらない魅力で何度通っても興奮してしまいます。
本来この辺は、遠目に阿蘇山を望む絶景が広がっているはずですが、霧が深過ぎて何も見えず。でもたとえどんなに視界が悪くても、2本のレールにガッチリ守られた鉄道なら安心して乗っていられますね。
宮地から豊後竹田までは鈍行が5本しかない「18」泣かせの区間。シーズン中は多くの旅行者を見かけますが、普段は地元利用者がほんの数人利用するだけのよう。
そして豊後竹田からはまた圧倒的に本数が多くなります。
山を下り、雨に煙る田園地帯をのんびりと。実にのどかです。
大分で日豊線に乗り換え、別府へ。今夜は駅前の温泉宿でマッタリしようかと。