明日から函館で仕事のため、今日は函館まで移動します。
昨年末に札幌市電の西4丁目ーすすきの間約400メートルが延伸され環状運転となった際、途中に新電停の「狸小路」が開設されたので、今日はまずそれを制覇。乗りつぶしも兼ねているので、一周回って来てから下車します。なお、これでまた全駅乗下車のタイトルは奪回となりましたが、明後日には全国でまたいくつか新駅が開業するので、まさに束の間の奪回です。
昼前には札幌に戻り、これから函館を目指します。来る時は「海線」を使ったので、帰りは「山線」を選択することにして、とりあえず小樽行の電車に乗り込みます。
銭函から朝里にかけての石狩湾沿いの景色は、海岸線ギリギリまでせり出す迫力のある車窓が続きます。10分間隔くらいで次々と電車が走る完全な通勤路線というのがちょっと意外な気がします。
小樽からは非電化区間となり、一気にローカル線へと変貌します。
ダイナミックな「山線」の車窓をしっかり堪能。ダイ改後は極めて本数が少なくなるため、行き来するだけでも大変になります。
「海線」と合流する長万部に到着。しばし待った後、函館方面へ行く列車に乗り換えます。
「18きっぷ」や「北・東パス」ではもうスンナリとは本州方面へ行けなくなったけど、それっぽい人達で結構混んでいます。今日はもうこの先本州方面への接続はないけれど、みんな明後日開業の北海道新幹線が目当てなのでしょうか。
途中の鷲ノ巣駅でも降りることが可能だったので、最後にもう一度降りてみることにしました。ちょうどホームでは「所さんの学校では教えてくれないそこんトコロ」の『秘境駅』ロケをやっていたので少しだけお邪魔することに。せっかくなので「団長」さんとの記念ショットも撮らせていただきました。
とうとう明日までの営業となった鷲ノ巣駅。とても居心地のいい待合室が印象的でした。最後にもう一度しっかり味わいます。
いつしか陽も沈み、辺りは真っ暗に。この雰囲気がまたたまりませんね。
やがて函館へと出られる最終列車がやって来て、後ろ髪引かれる思いで鷲ノ巣駅を後にします。もう二度とここで乗り降りできなくなると思うと、やっぱり残念でなりません。
函館に到着。プライベートの旅はここで終わり、明日からの仕事に備えます。
札幌 11:14(快速「エアポート105号」) → 11:46 小樽 12:20 → 15:15 長万部 16:09 → 16:43 鷲ノ巣 18:38 → 21:19 函館