「青ガエル」の愛称で親しまれてきた熊本電鉄の5000形電車がついに引退の時を迎え、最後の勇姿を見に熊本へとやって来ました。



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ここはかつて相方と雑誌の企画で、http://ameblo.jp/bigtetu/day-20090226.html
桃ちゃんとも「鉄道乙女」企画で、http://ameblo.jp/bigtetu/day-20090429.html
そして「新・鉄子」の最終話でも訪れているのでとても懐かしく。今日が最後の運転とあって朝早くから多くの人が集まってきています。




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「青ガエル」の運行区間は上熊本-北熊本間の3.4キロ。車両基地のある北熊本では、車庫も開放して多くの人で賑わっています。




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電車は30分間隔でピストン運行しているので、適度に途中の駅で降りたりしてみます。かつて全駅下車をやっていた当時を懐かしく思い出します。




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適当に走行写真も撮ったりしてみます。電車がやって来た時のあのドキドキした感触がたまらないですね。




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切符は、熊電の該当区間と市電が全線乗れる「わくわく1dayパス」(700円)を利用。市電にも乗れるので、適度に市の中心部に遊びに行ったりもしてみます。




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せっかくなので、熊本ラーメンも食べてみたり。




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午後になると、さらに多くの人が集まって来ました。




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でも路線の廃止とは違い、単に車両が置き換わるだけなので、そこに悲壮感は漂わず、混雑もそれほどではありません。テツよりもむしろ一般の地元利用者の方が割合的には多そうです。




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このブログやツイッターでもちょくちょく登場している鉄道好きの「つるぎ」ちゃんが来ていたので記念にパチリ。殺伐とした空気が漂う路線の廃止とは違うので、こんなミーハーな行為もアリかと(笑)


なお、彼女とは何気に長い付き合いになりますね。http://ameblo.jp/bigtetu/day-20090819.html
特別な意味はないけど...?




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北熊本でも大勢の人がカメラを向けます。ここでもやはり路線の廃止と違い、殺伐とした空気にならないところがいいですね。




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車両基地を開放したイベントもみんな楽しそうで微笑ましくなります。路線の廃止ではないので後ろめたさはなく、気楽に楽しめるところが魅力です。




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地元テレビ局のインタビューを受ける「つるぎ」ちゃん。さあオンエアされるでしょうか。




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夕方一時的に「青ガエル」は運用を離れ、車庫へ入庫。たちまちにして車両基地が一層の盛り上がりを見せます。




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その後再び駅へと出庫し、最後の運用に就きます。そして待ってましたとばかりに多くの人が乗り込みます。




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陽が暮れると、もう残っている人もだいぶ少なくなりました。明日も同じ時間に電車はやって来るので、取り立てて騒ぐようなことでもないのかもしれませんね。




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しかし最後の電車だけはこれまでにない混雑となり、最後の瞬間に立ち会いたいと思う人はかなり多かったみたいです。時刻はまだ8時半を過ぎたくらいとそんなに遅くないこともあり、気軽に立ち寄った人も多かったのでは。




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「青ガエル」最後の運行となった北熊本行は、身動きもできないくらいギッシリ満員になりました。でも何とか積み残しは出さずに済んだようです。




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そして電車は終点の北熊本に到着。この瞬間、「青ガエル」は現役を引退となり、運転士には花束が贈呈されました。




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そして「青ガエル」は大勢のファンに見送られて車庫へと引き上げます。長い間のお勤め、本当にご苦労様でした。