今日からは「18きっぷ」で九州を巡ります。



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都城を7時30分に出る吉都線の列車からスタート。台風の接近により朝から大雨となり、先行きが若干不安になります。でも歩きが多かった昨日でなかったのはせめてもの救いでした。




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土曜日ということもあってか、ラッシュにかかる時間帯でもがら空きです。ボックスが主体の40系なので、足を投げ出してのんびりと至福のひと時が過ごせます。




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移り変わる景色をこうしてただぼんやりと眺めているだけ。まさにこれこそがローカル線の旅の醍醐味と言えます。




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吉松に到着。普段は「いさぶろう」「しんぺい」利用の観光客で賑わう乗換駅なのに、先日の台風の影響により人吉方面へ行く列車が全て運休となっているため、観光客の姿はなく、とっても静か。でもこれが本来の姿なのかもしれません。




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列車はしばらく吉松に停車した後、そのまま肥薩線を直通し、隼人へと下って行きます。大隅横川は、明治36年の開業当初からの木造駅舎が今も残る由緒ある駅。できれば降りてじっくり味わいたいですね。




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嘉例川も、大隅横川同様、開業当初からの木造駅舎が今も健在。こちらはその古さを売りにした観光色がやや濃く、この時も数人の訪問客が車内からも確認できました。




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表木山で交換のため数分間の停車。雨が激しいですが、ちょっと外の空気を吸ってみます。こういったインターバルは、特に乗りっ放しの旅において、気分転換にもってこいです。




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隼人に到着。この後は日豊本線に乗り換えて、鹿児島中央へ向かいます。




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鹿児島中央へとやって来ました。さっきまでの大雨はすっかり上がり、晴れ間まで見えてきました。




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駅裏にてフラリと入った定食屋。焼肉定食700円でかなりのボリュームでした。




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この先、さらに枕崎まで行く予定だったのに、大雨の影響で指宿枕崎線は急遽運休とのこと。待ったところですぐの復旧は見込めず、仕方なく日豊本線を折り返すことにしました。
右手に広がる錦江湾越しに、噴煙の上がる桜島がくっきりと。そして再び大雨に。




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肥薩線は吉松-八代間で終日運休のため、そのまま日豊本線を上り、乗り換えのため、西都城で降ります。




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大規模な高架駅ですが、構内は売店等の類もなくなり、場違いなくらいガランといています。かつてここから志布志線が分岐していて、その頃はかなり賑わっていたと思われますが、その名残も今はなく、駅が立派なだけに余計寂しく感じられてしまいます。




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さらに進んで南宮崎で降ります。「ドリームにちりん」があった頃、この駅が始発となるため、自由席の座席確保のため、よくここまで来て乗ったことを懐かしく思い出します。




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今度の乗り換えとなる列車は宮崎空港が始発で、時間にも余裕がるため、宮崎空港まで行って乗ることにしました。ここから飛行機に乗り換えれば羽田まで僅か1時間40分。こうして鈍行ばかり乗り継いでいると、にわかには信じられなくなります。




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南延岡で、貴重な「宗太郎越え」の列車となる大分行に乗り換え。ところが大雨の影響でとうとう抑止がかかり、ここでしばし足止め。何やら当分動きそうになく、先行きが不安になります。




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それでも何とか一時間ちょっとの遅れで発車でき、まずは一安心。次の延岡から通学の高校生が4人乗って来たものの、乗客はそれが全て。その高校生も北川までに全員が降りてしまい、結局「宗太郎越え」をしたのは自分一人だけ。「18」泣かせの区間とはいえ、やはり通常ではこの区間に鈍行はあまり必要ないのかもしれません。




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結局一時間以上遅れたものの、無事「宗太郎越え」を果たし、今夜は大分の手前、鶴崎の駅近くに宿を取りました。大雨の影響でだいぶ振り回されたけど、気紛れで行動しているだけなので、それも結構刺激的だったりして。



都城 7:30 → (吉松) → 10:26 隼人 10:38 → 11:13 鹿児島中央 12:22 → 13:05 国分 13:56 → 14:39 西都城 15:00 → 15:55 南宮崎 16:08 → 16:14 宮崎空港 16:19 → 18:09 南延岡 20:30頃 → 23:30頃 鶴崎