「18きっぷ」の旅を再開します。
まずはバイキングの朝食で腹ごしらえ。無料サービスなのであまり期待はしていなかったのですが、かなり豪華で豊富なメニューに大満足。ゆったりとした温泉といい、ただ泊まるだけでは何かもったいないような。宿がいいと疲れの取れ方も違うような気がします。
今日はまた「18きっぷ」を使います。松山の駅で日付を入れてもらい、さらに予讃線を下ります。
この列車は内子線を経由。瀬戸内海がきれいな下灘経由と違い、やたらとトンネルが多いけれど、ショートカットする形となりこっちの方が圧倒的に早くなります。
八幡浜に到着。四国で使う「18」はここまでとなります。
八幡浜からはフェリーに乗るべく港まで歩きます。駅前の道をそのまま道なりに歩いて行けばよく、迷う心配はなさそう。
20分も歩けば港に着きます。ここから九州へ渡るべく、臼杵行のフェリーに乗り込みます。大きな船を目の前にして、何だかワクワクしてしまいます。
さっそく乗船してみると、中は広々とした桟敷フロア。乗客は悲しいくらい少なく、一人で一角を占拠できるほど。これから約2時間半もの間、横になりながら移動できるというのだから、随分と贅沢な乗り物です。
ということで、臼杵を目指し八幡浜を後にします。海風が肌に心地良く、このゆったり感こそ船旅の魅力。
ついつい爆睡してしまい、気付いたらもう臼杵港到着の船内放送が流れる頃。途中の記憶はあまりなく、ひたすら眠っていた模様。でもこうして思い切り手足を伸ばしてゴロゴロしながら進めるというのだから、本当に贅沢な乗り物です。
着いた港から臼杵の駅までは、これまた歩いて15分程の距離。雨さえ降っていなければ、ちょっとした気分転換にもなり、このコースは意外とオススメかも。
そして臼杵からは、再び「18」利用となります。既に四国で使った分を、そのまま九州でも再利用できるというのだから、随分と便利な切符です。
左手に海を見ながらコトコトと。やっぱり列車はいいなあ、としみじみ。
その貴重な夕方の便を待って峠を越えます。重岡を過ぎると乗っているのは「18」利用と思しき旅行者のみとなりました。秘境駅として知られる途中の宗太郎で、対向列車との待ち合わせのため数分間の停車。これ幸いと駅を素早く観察してみます。シーズンのピークには、かなり多くの旅行者が、同じような行動を取ることでしょう。
延岡から先は一気に本数が増え、行動はグンと楽になります。車両も2人掛けの洒落たシートが主体となり、暗くなっても旅情を掻き立てられる思いです。
佐土原で乗り換え、今日は都城まで移動。今夜は都城に宿を取りました。
松山 8:46 → 10:45 八幡浜 → 八幡浜港 11:45(宇和島運輸) → 14:10 臼杵港 → 臼杵 15:09 → 15:53 佐伯 17:14 → 18:39 延岡 18:47 → 20:18 佐土原 20:40 → 22:11 都城
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