「鉄道チャンネル」特番、「朝まで生鉄」3回目の放送が決まる。東京のスタジオでの公開と安易に構えていたのだが、直前になってとんでもない指令が。
過去2回の放送で、地方の鉄道現場の中継を担当したところ、かなり好評だったらしく、結局今回も地方ロケを言い渡されることに。というわけで、「はやぶさ」をかっ飛ばして青森へとやって来ました。でも、もちろんこんなヌルイ所でのロケではありません。
青森から津軽線に乗り換え、さらに蟹田から40系気動車でもっと先へと進みます。ここで「生鉄」のレギュラーメンバーである菅原雪ちゃんと合流。前回の放送で、ダーリンハニー吉川正洋氏の妹分の称号をはく奪されたため、今回は横見浩彦の妹分として参加とのこと。それにしても、こんな寂しい所にマネージャーも付けずにたった一人でやって来るなんて。ボクは嬉しいけどね。
降りたのは終点の一つ手前、津軽浜名駅です。駅舎もないホーム一本だけの寂しい無人駅に最終列車で降り立って、いったいどこへ行こうというのでしょうか。
実はここから少し歩いて行った所に、青函トンネルに入る列車がバッチリ見える絶景ポイントがあるので、これから夜中の列車走行シーンをリポートせよ、というのが今回の指令。ということで、やって来たのは公園になっている「青函トンネル入口広場」。このロケ、何だかだんだん過激になってくるような。
ということで、さっそくロケ開始です。すぐ前は青函トンネルの入口で、貨物列車がバンバン通過して行きます。なかなかの迫力で見ていてちっとも飽きません。特に「北斗星」や「はまなす」の通過シーンは、窓の灯りが鮮やかで感動もひとしお。スタジオ進行よりオイシイ役割になったかも。
しかし公園とは言っても、僅かばかりのベンチと、申しわけ程度の小さな屋根がちょこっと付いているだけで、外灯の類もほとんどなく、真っ暗でとても寂しい所。おまけに途中で激しい通り雨にも見舞われるというハプニングもあり、散々な目に会ったけれど、夜が明けて無事エンディングを迎えられた時は、安堵と清々しさでホッと胸を撫で下ろすこととなりました。
こんな感じで次々と列車が通過して行く迫力のあるシーンを間近で目撃できます。ここでのんびり列車を見ながら過ごしてみるのもいいかもしれません。なお、きれいなトイレもあるので安心です。ということで、雪ちゃん、今回は本当にお疲れ様でした。