予定ではこのままさらに北上し、大間からフェリーで函館へ渡るつもりでしたが、天気が悪くなるようなので、今回は取り止め。



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もう一度しっかり、鉄道が開通するはずだったアーチ橋を観察。やっぱり列車で来てみたかったとしみじみ。



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来た道をそのまま引き返すべく、下北駅行きのバスを待ちます。何とかまだ天気はもっていますが、今にも降り出して来そうな空模様です。




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帰りもまた旧大畑駅で時間調整のため少々停車。おかげで中の様子もしっかりと見ることができました。月に一度は動態保存による運転会を行っているみたいだから、今度は是非ともそのイベント時に来てみたいですね。



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さらに下北から快速「しもきた」に乗って大湊線も引き返します。ここから乗る人は結構います。



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そして野辺地からは青い森鉄道に乗り換え、再び北を目指します。車両はセミクロスシート。



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このまま東北をさ迷うべきか迷ったけど、やっぱり北海道へ行きたくなって、青森から津軽線に乗り換え。この辺りから予報通り雨になり、大間行きを取り止めたのは正解だったかと。予定では3時間くらいかけて岬周辺を散策するつもりだったから。



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蟹田から北海道方面への接続があまりよくないので、時間調整を兼ねて三厩まで行って来ることに。




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JR北海道との境界となる新中小国信号場を過ぎると、北海道新幹線の高架橋が現れ、海峡線と合流する様子がわかります。いよいよ来年にはここにも新幹線がやって来るわけですが、在来線の扱いがどうなるのかとても気になるところです。



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ちょっとした峠を越えたり、のどかな田園風景が広がったりと、津軽線の車窓はとても魅力に満ちていて、国鉄形の40系というのもその魅力を後押ししているようです。昨年廃止された江差線の木古内-江差間を思い起こします。



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終点の三厩まで乗り通したのは、地元の人が2人居ただけ。折り返しの列車を待つ人は皆無で、シーズンは乗りつぶしを試みる旅行者が目立つものの、普段は随分と寂しい駅のようです。それでも駅が有人のため、それだけで心温まる気がします。



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折り返しは、途中の津軽二股で下車。



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津軽二股と海峡線の津軽今別は実質上同じ駅で、両駅は階段で繋がっています。



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この駅は、来年開業する北海道新幹線の「奥津軽」(仮称)駅になることが決まっていて、駅舎や駅前の整備が着々と進められています。今はまだ周辺にほとんど何もないけれど、近い将来景観がガラリと変わりそうです。



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新幹線のホームも急ピッチで建設が進んでいます。来年の今頃はもう当たり前のような感じで東京から新幹線が行き来していることでしょう。



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津軽今別のホームは、建設中の新幹線ホームの横に備え付けられる形でちょこんと設置されています。新幹線開業後は御役御免となるため、撤去されると思われます。



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津軽今別のホームから津軽線の津軽二股駅を見下ろしたアングル。新幹線開業後は同じ駅として統合されるのかどうか気になるところです。



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そして津軽今別に停まる数少ない「白鳥」に乗って北海道へと向かいます。ちなみにここから木古内までなら特例区間につき特急券は不要。



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青函トンネルを抜けると、そこは北の大地北海道。なお、木古内を過ぎると特急券が必要になるのでもちろん木古内で「白鳥」から降ります。



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そして木古内からは普通列車に乗り換え。昨年廃止となった江差線の末端区間を思い出しますが、来年新幹線が開業すると、残りの区間も第三セクターとなるため、ここも大きく変わることとなりそうです。




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右手に函館湾を俯瞰しながら函館山が見えてくると、函館へ来たな~、という気になります。



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函館に到着です。まだ明るいけど今日の行動はここまでとして、今夜は函館に泊まることにしました。



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宿は路面電車に揺られて約30分の、湯の川温泉の一角に。名高い温泉街でホテルや旅館がひしめき合っています。



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宿は一泊5000円以下と格安だったにも関わらず、部屋は随分と豪華な二人部屋。館内の設備も充実した本格的なホテルで、大いにトクした気分になります。



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大浴場はゆったりとした露天風呂もある本格的な温泉施設。この価格でこの設備はやっぱり信じられない思いです。ということで、今夜は心底贅沢三昧。幸せを噛み締めて。



下風呂 8:33 → 9:45 下北 10:22(快速「しもきた」) → 11:09 野辺地 11:41 → 12:25 青森 13:17 → 13:57 蟹田 14:19 → 15:00 三厩 15:19 → 15:35 津軽二股・津軽今別 15:45(特急「白鳥17号」) → 16:24 木古内 16:35 → 17:45 函館 → 湯の川温泉