いつもなら「18きっぷ」に使用可能期間を合わせる「北海道&東日本パス」が、この春は信越本線の一部三セク化の関係で使用期間を大幅に変更。その結果4月23日まで使えることとなり、せっかくなので「18きっぷ」の使用期間が過ぎてから使ってみることにしました。



15.4.15-1 15.4.15-2

使える範囲はJR東日本と北海道、それに一部の三セクと私鉄だから、行先は東北から北海道にかけてがメインとなります。東北本線は散々乗って飽きた感じなので、上越ルートを選択。高崎から乗り換えた水上行はがら空きで、国鉄形の115系のボックスを悠々占拠できる贅沢ぶり。「18」シーズンではとてもこうは行かず、改めて今が完全なオフであることを実感します。




15.4.15-3 15.4.15-4

水上から先となるとさらに乗客は少なくなり、全体でもほんの数名程度に過ぎません。「18シーズン」との格差がこれほど顕著な区間というのも珍しいかもしれません。




15.4.15-5 15.4.15-6

下りは水上を発車すると、次の湯檜曽からトンネルに入り、しばらくは長いトンネルが続きます。



15.4.15-7 15.4.15-8

引き続きさらに隣の土合もトンネルの中。ここは何度も訪れているので懐かしい想いでが多々あります。こんな感じでのんびりゆっくり、がら空きの道中を楽しみます。




15.4.15-9

長岡で乗り換え、そのまま新潟へ。鈍行で来ると新潟も随分と遠くに感じますね。




15.4.15-10

この先の接続があまりよくないので、少し寄り道して越後線の関屋へ。1999年に廃止となった新潟交通の廃線跡を訪ねてみるつもりでしたが、かつての東関屋の駅付近はマンションが建つなどすっかり変わり果て、もはや当時の面影は一切感じられず。廃止直前には何度も訪れた所なだけに、何だかちょっと寂しいような。




15.4.15-11

新潟へ戻り、白新線経由で村上へ。そして羽越本線でさらに北へ向かいます。村上からは国鉄タイプの40系が登場。今回はこれに乗りたくてこのルートを選びました。




15.4.15-12 15.4.15-13

15.4.15-14 15.4.15-15

40系のボックスシートからのんびりゆっくり日本海の眺望を楽しみます。雨になってしまいましたが、雨に煙る車窓というのも意外と悪くないものです。




15.4.15-16 15.4.15-17

余目から陸羽西線に乗り換え、新庄を目指します。すっかり陽は暮れましたが、夜のローカル線というのも捨てがたいロマンに満ち溢れています。




15.4.15-18 15.4.15-19
新庄からさらに奥羽本線を下ります。701系ロングの登場となりましたが、これだけ空いていると、どんな車両でも贅沢に思えてしまいますね。


今日はこのまま横手まで行き宿泊。初日ということで少しばかり飛ばしたけれど、明日からはもっとのんびり行こうかと。



東京 6:20 → 8:16 高崎 8:24 → 9:31 水上 9:47 → 11:46 長岡 12:39 13:55 新潟 14:01 → 14:09 関屋 14:48 → 14:56 新潟 15:40 → 17:01 村上 17:10 → 19:18 余目 19:23 → 20:11 新庄 20:14 → 21:42 横手