懲りずにまた江差線を行きます。



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スタートは函館を6時53分に出る江差行。この列車も何度お世話になったことか。毎度のごとく木古内までは一般の乗客で賑わいましたが、木古内を過ぎて乗っているのは明らかにテツと思しき人達ばかり。




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散々見慣れ、正直もう「お腹いっぱい」といった車窓ですが、間もなく見納めと思うと、やはりしっかり見ておかねば、という気になります。この迫力のある峠越えは何度通っても興奮します。




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湯ノ岱におけるスタフ受け渡しは特にしっかりと目に焼き付けます。なおここで上下の列車が交換するのは朝の便だけ。




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峠を過ぎると雪もほとんどなくなり、もうすっかり春です。




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終点の江差に到着。この時に限り駅はちょっとだけ賑わいます。




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窓口には記念切符等を求めるテツの皆様がチラホラ。廃止間際にはここも長蛇の列になるのでしょうか。




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この時間帯は折り返しまでに一時間以上あるのでいつものごとく町中を散歩。もう雪はきれいサッパリ、かけらさえもなくなっています。




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駅前には「ありがとう江差駅」のモニュメントが。セメントの乾き具合からして、まだできたばかりのようです。




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帰りは反対側のボックスに移り、双方の車窓を堪能。発車後しばらくは日本海が望めます。




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そして悠々と流れる天の川




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木古内に戻って来ました。




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一旦改札を出ると、待合室には「ありがとう江差線」と題したお知らせがいっぱい。いよいよ最後の時が迫ったことをひしひしと感じます。




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再び江差方面へ折り返し。今度は2両繋いでいましたが、ご覧の通りの混雑。新幹線を飛ばせば、今朝東京を発ってもこの列車に間に合います。




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途中の神明で降りてみます。下車客は他になく、車内から他の乗客の視線を一斉に浴びる形となりちょっと恥ずかしかったです。




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板張りのホームに板張りの待合室。周囲に人家は僅かしかなく、秘境ムードも漂っています。これはたまらないッス。




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隣の湯ノ岱までは3キロもなく、散歩がてらに歩いてみることにします。駅前の道は寂しげで車の往来もほとんどありません。




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でもすぐに大きな道路(道道5号線)に合流し、後はもうこの道路に沿って進むだけです。




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30分も歩けば湯ノ岱の町が見えてきます。こうして歩いてみると、町の様子がよくわかってなかなか面白いですね。




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湯ノ岱と来れば、やっぱりここへ行かねば。




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もはやすっかりお馴染みとなった源泉掛け流しの湯ノ岱温泉にやって来ました。神明の駅から歩いても40分くらい。ちょっと汗をかいたので、一風呂浴びるにはちょうどいいタイミングです。




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休憩室には懐かしの江差線関連の写真展が。館内には食堂もあり、ここはまさにオアシス的な存在です。




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帰りは最寄の湯ノ岱駅に出て、そこから列車に乗ります。いつもながらきびきびとした駅員さんの応対が清々しいです。




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そしてまたまた江差へと到着。相変わらず見かけるのはテツばかり。でもこれでテツも居なかったらそれこそ寂し過ぎるのでは。その意味では「枯れ木も山の賑わい」かと。失礼!(笑)




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ここに足跡を標した証しとして自分撮りもしてみました。




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テツ列車に乗って江差を離れます。突然現れる幻の駅「天ノ川」も、さすがにこれだけ何度も通っていれば写真を撮るタイミングも自ずとわかってきます。




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そしてまたまた木古内へと舞い戻り。




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もう一度江差方面へ折り返そうか迷いましたが、何だかきりがないようにも思え、今回はもうこれで切り上げて本州方面へ引き返すことにしました。ということで「スーパー白鳥」に乗って北海道から引き上げます。




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青函トンネルを抜けて本州へ。蟹田に着く頃にはすっかり陽も暮れて。




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特急券節約のため、蟹田からは701に乗り換え。




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青森に到着。まだもっと先まで行けるけど、今日はここまで。



函館 6:53 → 9:17 江差 10:27 → 11:30 木古内 11:48 → 12:19 神明 ⇒ 湯ノ岱 15:23 → 15:54 江差 16:16 → 17:22 木古内 17:45(特急「スーパー白鳥38号」) → 18:33 蟹田 19:02 → 19:44 青森