「18シーズン」は終わったけど、北海道と東日本の鈍行が自由に乗り回せる「北海道&東日本パス」はまだ今月いっぱい使えるため、やはりここは行ける時に行っておくべきと考え、またまた旅に出ることに。
旅立ちは、上野を7時57分に出る快速「ラビット」から。これまでの経験からして、このコースは仙台まで悪評高い701系オールロングシート車に当たらないことがわかっていて、今やロングが主体となった東北本線でも比較的快適に旅を楽しむことができます。さんざん乗り慣れたルートだけど、「18シーズン」も終わったことから長距離利用の旅行者もほとんど見かけず、のんびりとした道中となっています。
これまで仙台からは701系に当たっていたけれど、この日は運良くセミクロス仕様のE721系が充当されていて、今はこの運用に変わったのかもしれません。もはやこの区間は701が当たり前、と思っていただけに、ちょっとトクした気分になりました。
一ノ関からは『お約束』の701系オールロングシート車に。旅情は半減するけれど、やっとこれが来たか、と何だかホッとする想いも。でも今日は日曜日ということで帰宅ラッシュにはならず、空いていればロングシートでも結構快適に過ごせるものです。
盛岡に着く頃にはすっかり陽も暮れ。ひと頃に比べ、陽も随分と短くなりました。引き続きIGRいわて銀河鉄道に乗り換えます。「18きっぷ」では乗れないIGRでも、「北・東パス」ならフリーパス。
今やすっかりこんな光景も当たり前になったみたいだけど、一昔前までは機関車が引っ張る客車を何両も連ね、のんびりゆっくり走っていた頃を知っている身には、こうしてモーター音を唸らせてロングシート車が猛スピードで突っ走る現実には、まだまだ違和感を抱いてしまいます。しかしスピードアップによる利便性の向上は計り知れず、ここでの「国鉄」の時代は完全に終わった言えるでしょう。
目時からは、青い森鉄道へと直通し、八戸へ。今日は単なる移動だけだったけど、今回は観光も取り入れた旅にしようかと。ひとまず今夜は八戸に泊まります。
上野 7:57(快速「ラビット」) → 9:27 宇都宮 9:34 → 10:25 黒磯 10:33 → 11:37 郡山 →11:56 → 12:43 福島 13:00(快速「仙台シティラビット5号」) → 14:13 仙台 14:45 → 16:23 一ノ関 16:28 → 18:00 盛岡 18:15 → 20:04 八戸