今や「18」シーズンにはすっかり定着した感じの「北海道&東日本パス」。「18きっぷ」に比べると知名度は今ひとつだが、使い方によっては「18きっぷ」よりはるかに安く、また使い勝手もよくなり、ついつい使ってみたくなります。ということで、壮大な旅の計画を練り、さっそく実行に移すことにしました。



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まずは北の玄関口の上野駅から、快速「ラビット」号に乗ってひたすら東北道を北上します。この先待っているのは大半がロングシートの車両と思われますが、それも覚悟の上のこと。安く旅ができるのだから、文句を言っては罰が当たるというものです。




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ところが、黒磯から乗り換えた郡山行は、運のいいことにセミクロス仕様の719系。編成も4両とそこそこ長く、居合わせた乗客は各自あちこちのシートに分散されたため窮屈な感じはあまりしません。これだけでもちょっとトクした気分になります。




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何度も通ったルートのため、特にロングシートからはもうほとんど気にしなくなった景色ですが、クロスシートからだとついつい見入ってしまいます。平凡な風景ですがやはりクロスシートから眺める景色は一味違い、それだけで旅の気分が盛り上がります。




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その後の乗り換えでも719系が当たり、結局仙台までずっと719でした。すれ違う列車は軒並みオールロングの701系だったので、確率から考えるとこれはかなり運がいいと言えるでしょう。




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絶えず賑わいを見せる仙台駅構内。元々人込みはあまり好きではないのですが、本来人が居るべき所にはやっぱり居てほしいなどと勝手なことを思ってしまいます。




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仙台からはようやく701系の登場です。混雑したロングシートではさすがに旅情は湧きませんね。




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小牛田からは少しは空くだろうと期待したのですが、半分の後ろ2両を切り離し、たった2両の編成になったことで、却って混んだくらいです。先は長そう。




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一ノ関で乗り換えた盛岡行も、色は変われど同じロングシートの701系。でも今度は最初から4両繋いでいることで、結構余裕があります。




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盛岡からはIGRいわて銀河鉄道に乗りさらに北へ。「18」では乗れませんが、「北・東パス」ならフリーパス。てか、やっと盛岡か、との想いも。




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列車は、青い森鉄道に直通する便で、車両も「青い森」の方を使用。元々はどちらも同じ東北本線ですが。




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このあたりまでもロングシートというのは、かつては違和感を覚えたものですが、今はもうすっかり慣れた気も。




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上野を出てから14時間近く、やっと、本当にや~っと、青森に着きました。それにしても、青森がこんなにも遠かったとは、改めて新幹線の偉大さを実感してしまいます。でも、はるばる来たな~、との想いはひしひしと感じ、旅をしている満ち足りた想いに浸れます。




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引き続き「はまなす」に乗り換える人も多いようで、自由席の列には早くも待ち人の姿が。急行券を買えば「はまなす」にも乗れる点も「18きっぷ」にはないメリットで、この時期はこのルートを通って札幌入りする人もかなりいるものと思われます。




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日曜の夜のせいか、青森駅前はとてもひっそりとしています。雪ももうほとんど見えなくなりました。今夜はここに宿を取っています。



上野 7:58(快速「ラビット」) → 9:27 宇都宮 9:34 → 10:25 黒磯 10:33 → 11:37 郡山 11:56 → 12:43 福島 13:00(快速「仙台シティラビット」) → 14:13 仙台 14:45 → 16:23 一ノ関 16:28 → 18:00 盛岡 18:15 → 19:42 三戸 19:51 → 21:48 青森