持参の切符はまだ今日いっぱい使えるので、夕方くらいまでオホーツク海沿岸あたりをうろうろしてもよかったのですが、流氷もそろそろ飽きたことでもあるので、もう引き上げることに。
早起きして、網走を6時23分に出る特急「オホーツク2号」で道東を後にします。久々の特急ということもあって、ちょっと浮き浮きしたりしています。
鈍行でゆっくり行くのもいいけれど、特急で豪快に駆け抜けるのも悪くないものです。外は氷点下の寒さでも、車内はぬくぬくと快適そのもの。流れる車窓を見ているだけで、とても癒される気がします。
札幌に戻って来ました。網走を出てから5時間余り。さすがにちょっと長いかも。今更ながら夜行列車が廃止されたことが悔やまれます。
帰りはフェリーを使ってみたくなり、札幌からは苫小牧のフェリーターミナルへ直行する高速バスに乗車。なぜバスなのかと言うと、札幌から東京までバスとフェリーがセットになった格安の切符があるからです。
大雪のため、バスは規制のかかった高速道路と、渋滞する市内をノロノロと走行。だいぶ遅れましたが、ダイヤには余裕があり、フェリーの出航時間には問題なさそう。
一時間くらい遅れましたが、無事苫小牧のフェリーターミナルに到着。なお、フェリーは毎日運航しているわけではないので注意が必要です。実は今日動くことも今朝方知って、急遽このコースを選択した次第。何せ気紛れな旅なものでして。
これから乗る「さんふらわあふらの」。随分と大きな船です。空を飛んで行くわけではなので、飛行機と違い安心感がありますね。
お世話になる2等船室の室内です。一応座席は指定されていますが、がら空きのため広々とした空間は自由気ままに思いのまま。
フリースペースも多く、長旅でも退屈しない工夫が凝らされています。
無料で映画も上映。この日の放映は「釣りバカ日誌」とのこと。
そんなわけで、大洗へ向けて出航です。長かった旅もいよいよ終わりが近づきました。