今朝はかなりゆっくりめの出発。結局九州へ渡ることに決めました。
関門トンネルをくぐる瞬間というのは何だかドキドキしてしまいます。車体にはJR九州を表す赤いマークが。
門司から荒尾行の快速に乗り換え。2人掛けの豪華転換クロスシートは、これぞJR九州独特のデザイン。こんな列車ならずっと乗っていたくなります。
大牟田で乗り換えた八代行の快速「くまもとライナー」も、編成は2両と短いながらも、中は2人掛けを基本としたデラックスな転換クロスシート。今や九州では鈍行でもこれが当たり前なのだから、本当に恵まれています。
八代からは肥薩線に足を踏み入れます。海側のルートがJRでなくなってからは、「18シーズン」にはこちらが鹿児島へのメインルートに返り咲いた感じです。車両はステンレス車体のキハ31が1両。トイレがないのが難点ですが、転換クロスの2-1シートは一人旅に向いています。
人吉までは球磨川の流れを間近に見ながら進みます。何度も訪れた所ですが、何度来ても飽きない路線ですね。
人吉に到着。二ヶ月前に「極旅」のロケで訪れたばかりなので、とても懐かしいです。
人吉から先もキハ31が担当。普段はほとんど乗客の居ない列車ですが、さすがに今日は「18」ユーザと思われる人達がパラパラと見受けられます。
大畑のスイッチバックをカブリツキで堪能。今度は外からこの様子を見てみたいものです。
矢岳にはとても風格のある駅舎が健在。ちなみにこの前の「極旅」ロケで訪れた時は、大雨で大変でした。
日本三大車窓の一つに挙げられる「矢岳越え」では、バッチリ虹がかかり。こんな偶然もそうそうあるものではありません。
左手に真幸のホームを眺め、これからスイッチバックでホームに進入します。ホームからこの様子を見るのも面白そうですね。
大畑に続く2回目のスイッチバックを再びカブリツキで堪能。
吉松に着きました。今度は吉都線に乗り換えます。
吉都線を訪れるのは、かれこれ18年振りくらいになります。空には再び虹が。
都城に着く頃にはすっかり陽も暮れて。今日はこの後、宮崎まで移動して泊まることにしました。