個人的にここに居られるのは今日が最後。とにかく悔いの残らないよう、徹底的に乗りまくろうかと。
昨日とは打って変わって今朝はとてもいい天気に。せっかくなので途中の駅でも小まめに乗り降りしてみることにしました。「ふるさと」、何といい響きの駅名でしょうか。
三本木農業高校が駅前にある三農高前は、平日なら高校生の利用が多く見られます。
工業高校前のホームには、こんな泣かせる横断幕が。
相変わらずホーム一本だけの簡素な駅ばかり続きますが、それでも大曲には風よけとなる簡易待合室がホームにあるだけまだましかも。
駅員のいる大きな駅はやっぱり何かと安心です。特に簡素な駅ばかり回っていると。
全体的に混雑はしていますが、臨時便が3往復計6本出ていて、あまり知られていないせいか、それらの便はがら空きになる場合が多いです。この時期は特にねらい目かも。
そして今日も賑わう十和田市駅2階十鉄窓口前のスペース。できることなら、この賑わいがこれから先もずっとこのまま続いてほしいものですね。
七百はやはり外せない駅。昨日は悲惨な天候でしたが、今日はとっても穏やか。相変わらずここは訪れる人が多いです。
この際だから、全ての駅に降りてみることにしました。臨時便は七百駅で定期便と交換するので、上下列車の組み合わせが容易く、駅巡りはとても簡単です。北里大学前下車。ここも簡素な駅です。
同じような規模の駅が続きます。高清水もそんな駅の一つ。幹線道路沿いにあり、車がひっきりなしに行き交います。
ひがし野団地で降りて、全駅下車完遂。こうしてあちこちの駅で降りてみると、この路線によりいっそう愛着を感じるようになります。
食事は主に三沢駅構内にあるレトロなソバ屋で取るようにしました。ここは鉄道廃止後もこのまま残るとのこと。ちょっと安心しました。
できれば「100周年記念」みたいな形でこんな看板を掲げてほしかったですね。
今日もひたすら同じ所を行ったり来たり。ここも何度訪れたことか。でもそろそろ終わりが近づいてきました。
日が暮れると、今日も十和田市駅構内は青一色の幻想的な空間へと変貌。
最後に夜の車窓をしっかりと見届け、三沢へと戻って来ました。いよいよここともお別れです。でもできれば、明日も明後日も、これからもずっと、まだまだ乗り続けていたかったな。