なかなか寝付けないと思っていた「きたぐに」ですが、富山も金沢も気がつかなかったくらいだから、いつの間にかぐっすり眠っていたみたいです。
彦根を過ぎたあたりで早くも車掌による「おはよう放送」が流れ、もう眠れなくなり、ちょっと他の車両も見に行ってみました。自由席は4両もあるせいか、一人でワンボックスを悠々占拠できるくらいの乗車率。終了間際の「お別れ乗車」が多いと思っていただけに、ちょっと意外でした。
寝台よりは少し安いとはいえ、夜行のグリーン車は存在自体がやや中途半端な感じも。乗車率はあまりよろしくないようでしたが、深夜の短い区間での利用がちょくちょくあったのでしょうか。
そして終点大阪に定時到着。道中はとても快適でしたが、やはりもう開放寝台は時代遅れといった気がしてなりません。特に寝台料金だけで9540円もするA寝台上段は、B寝台の個室(ソロ)が6300円であることを比較すると、ちょっと高過ぎるように思います。でも最後に乗れたのでとても満足。いい思い出になりました。
到着ホームには、カメラを構えたたくさんのテツが。ラストランまであと一週間余り。これからますます増えて行くのでしょう。