もう用件は済んだけど、せっかく東北まで来たのだから、少し寄り道して行こうかと。
昨夜は一ノ関で泊まり、今朝は大船渡線の一番列車に乗って終点の盛まで来てみました。ラッシュ時を迎えても通学の生徒をほとんど見かけず、これがローカル線の現状か、と一瞬驚いてしまったけれど、もう冬休みに入っていたのですね。道理で空いていたわけです。
1992年3月末までは、岩手開発鉄道が旅客営業をやっていて、その時のホームはまだそのまま残っています。最終日を含め、何度も訪れた当時を懐かしく思い出します。
岩手開発鉄道は、貨物鉄道としてはまだ現役バリバリで、貨物列車が頻繁に行き交っています。列車には乗れないけれど、撮りテツにはまだまだ人気があるようです。
気仙沼まで戻り、今度は気仙沼線に乗り換えます。国鉄を彷彿させる40系気動車に胸が高鳴ります。
左手に海を眺めながら、のんびりコトコト至福のひと時を堪能。
もうこのまま帰るつもりでしたが、日本海側は大雪らしく、不意に雪景色が見たくなり、仙台から仙山線に乗り換えてみました。案の定、県境付近から大雪となり、恐いくらいの迫力です。
まだ帰れる時間だったけど、明日は米坂線に行きたくなり、今夜は米沢で停まることにしました。時間が余ったので、何気に左沢線を一往復。自由自在に行き先を変更できる「18きっぷ」は本当に重宝します。