台風の接近により、東京は激しい暴風雨となっているようですが、こっちはあまり影響ないみたいです。




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今日は青森よりスタート。新幹線新青森開業までいよいよ一ヶ月余りとなり、どことなく浮かれたムードが漂っています。けれど新幹線が来ないここ青森駅がどんな感じになるのか、ちょっと気になるところです。




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「白鳥」に乗って津軽線を北上します。右手に見える陸奥湾も、もはやすっかりお馴染みとなりました。




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またまた青函トンネルをくぐり、北海道に入ってすぐの知内にやって来ました。この駅に停まる列車は一日上下各2本ずつと僅かですが、パラパラと乗り降りはあり、もう少し停まる列車を増やせば、それなりの利用者は見込めそうな気がします。




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駅は「道の駅」と繋がっていますが、JRが管理している知内駅は、左側の僅かなスペースのようです。




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駅と繋がった「道の駅」では、地元の野菜や物産が売られ、観光案内の窓口もあります。駅周辺に人家はまばらですが、車が次々とやって来て、なかなかの賑わいを見せています。




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「スーパー白鳥」に乗って再び本州へと引き上げます。今回の北海道滞在時間は僅か一時間(笑)




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青森駅を通り越し、やって来たのは野辺地です。今はまだ「白鳥」や「つがる」が頻繁に発着する主要な駅ですが、一ヶ月余り後の「青い森鉄道」開業後は、どんな様子になっているか、とても気になるところです。




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野辺地へ来たのはもちろん大湊線が目的ですが、今日は土曜日で臨時列車の「きらきらみちのく下北」号がこの時間帯に運転されています。豪華リゾート車両での運転ですが、この種の列車では珍しく自由席も付いていて、誰でも気軽に利用することができます。




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混んでいるかと思いきや、自由席でも7割程度の乗車率です。海を眺められる左側の一人席も運良く空いていたのでそこを確保。




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真ん中の車両(指定席)は4人用のボックス席となっています。グループで行く際にはこっちの方が好評かも。




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やがて車窓には、今朝方津軽線で右側に見えた陸奥湾が、今度は左側に近づいてきます。大きな窓の「きらきらみちのく」なら眺望もバッチリです。




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陸奥横浜を過ぎたあたりから、イベントスペースにて津軽三味線を披露。まさにリゾート列車ならではの試みと言えます。




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海から遠ざかっても、荒野が続く車窓には、北限を目指す厳しさのような情景が感じられ、これはこれでとても魅力に満ちた味わいです。




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野辺地からリゾート列車に揺られること約50分。終点の大湊に到着です。新幹線新青森開業に伴い、八戸-青森間は第三セクターの「青い森鉄道」に転換されるから、その結果離れ小島のような存在になる大湊線の扱いがどのようになるのか、大いに興味を引かれます。




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大湊の駅舎は、大規模な改修工事が行なわれていて、これも新幹線の開業に合わせてのことでしょうか。




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持参の切符は、県内のJRバスも乗り放題となるため、バスで一時間あまりかかる脇野沢まで足を延ばしてみることにします。




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バスは左手に陸奥湾を眺めながら、なだらかな道を進みます。一昨日の津軽半島が、海に落ち込む急峻な崖沿いの道が続いたのに対し、平野が広がるこちら側は、その意味でとても対照的です。




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脇野沢に着きました。鉄道は通っていませんが、意外と大きな町です。ここまで乗り通した乗客は、自分一人だけでした。それだけに運賃を払うことなく切符を見せるだけで済んでしまったことに、何だか罪悪感も。




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歩いてすぐの港からは、陸奥湾を横断して対岸に当たる蟹田へと渡るフェリーが一日に2便出ています。このまま同じ道を引き返すのも芸がないので、海を渡ってみることにします。




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港では特に見送る人もなく、静かに船は出港。行き先が同じ青森県であることを思えば、そんなに大袈裟なことではないのでしょう。




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座席に縛られることなくゆったりと寛げるのが船旅の魅力。甲板に出れば潮風が頬に心地よく、最高に贅沢な時間が過ぎ行きます。




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津軽半島が見えて来ました。陸地が近づくと、何だかホッとしますね。




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蟹田港に到着です。大きく迂回する陸路では何時間もかかる道のりも、船なら僅か一時間。車には真似のできない芸当です。




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脇野沢からの運賃は1420円。持参の切符では乗れないのでここは別払いとなります。陸奥湾のクルージングと考えれば安いかもしれませんね。




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港から蟹田の駅までは歩いて20分ほど。蟹田の駅舎は改修工事中でした。

ここから「スーパー白鳥」に乗って、再度北海道へ渡ります。明日は函館付近を中心に旅する予定です。