ひょんなことからTBSの「鉄ヲタ(?)ドラマ」に首を突っ込むことになったが、そのことを目ざとく察知した小学館からロケ立会いの話が舞い込む。なにぶん急な話で、このところサイン会の準備やら何やらでロクに寝ていないこともあり、最初は断ろうかと思ったのだが、行き先が餘部鉄橋と聞いて、思わずニンマリしてしまう。もうすぐ鉄橋の架け替え工事が始まり、景観が台無しになると言われていることから、この春にでも「18きっぷ」を使って行くしかないかな、と考えていただけに、経費で、しかも新幹線でサッと行って来られるというのだから、これは行くしかないでしょう。



ムフフ旅?(笑)
横見浩彦の近況報告!-07.2.26-1
今回のロケにはプロデューサーの磯山晶氏も同行。これまでも「木更津キャッツアイ」や「我輩は主婦である」など数々の人気ドラマを手がけたことで知られる名プロデューサーであります。本来このようなロケにプロデューサー自ら同行することはあまりないけれど、彼女も餘部だけはどうしても現地をナマで見ておきたいとのことで、一緒に行くことになりました。撮影陣は移動中の車内でも作戦会議で忙しく、これ幸いと、少し離れた所でチャッカリ二人で道中を楽しみます(笑)



餘部到着
横見浩彦の近況報告!-07.2.26-2
すでに撮影が始まり、緊迫したムードが漂います。ちょっと近づきにくい雰囲気なので、私は私なりに勝手に餘部を満喫することにします。



「はまかぜ」通過
横見浩彦の近況報告!-07.2.26-3
鉄橋を俯瞰できる「お立ち台」には撮りテツがギッシリ詰めかけていて、「18きっぷ」もなく、またド平日というのにこの有様なのだから、3月に入ったら相当凄いことになりそうです。しばらく待っていると、特急「はまかぜ」がやって来て、周りのトリテツと一緒に私も夢中でシャッターを切りましたが、この一瞬の緊張こそが、トリテツの醍醐味と言えます。



現地を視察
横見浩彦の近況報告!-07.2.26-4
駅は山を登ったような所にあるため、下にある集落からの行き来は結構大変です。下から見上げる鉄橋もかなりの迫力があり、これだけでも十分観光名所としてアピールすることは可能でしょう。



磯山晶プロデューサー
横見浩彦の近況報告!-07.2.26-5
私自身はロケに加わるわけではないけれど、面白いから撮影チームをちょくちょく冷やかしたりします。何しろプロデューサーが一緒なので、誰も文句を言わないのをいいことに、調子に乗って勝手にはしゃいだりしています。きっと邪魔だと思われただろうナ(苦笑)


「これだけ関わったのだから、もうこのドラマから逃げられないからね」と不敵な笑みを浮かべる鬼…じゃなかった天使のような磯山氏。タダで餘部へ行けると聞いて、単純に喜んで来てしまったけれど、もしかしたらハメられたのかもしれません。だんだん深みにはまって行きそうな予感が漂いますが、ボクが関わると番組壊すと思うから、やめた方が賢明ですよ(笑)