新駅制覇の旅－３日目

再び「１８」旅を続けます。鹿児島本線を南下。

昨年のダイヤ改正時にできた「ししぶ」駅に降り立ちます。開業からすでに一年が経過してしまいましたが、ようやく制覇することができました。

隣の新宮中央駅も、先月のダイヤ改正時にできた駅です。駅前は広大な空き地が広がっていますが、数年後にはビルやマンションが林立していそうな気がします。

さらに南下し、大野城から歩いて西鉄の白木原へ行き、西鉄の天神大牟田線に乗り換えます。西鉄二日市と朝倉街道の間に、新駅の紫が誕生したためで、こちらは先月２７日の開業。駅舎は地平にあるコンパクトな建物で、何となく昔からある駅のような気がしてしまいます。

鹿児島本線に戻って久留米へ出て、久大本線で一駅。久留米高校前です。できたのは昨年のダイヤ改正時で、ようやく降りることができました。周囲は住宅地が広がっています。

次は鹿児島を目指しますが、後々の接続があまりよくないため、時間つぶしも兼ねて熊本から三角線に折れてみました。ここを訪れるのもＪＲの全駅下車以来だから、もうかれこれ１５年以上ご無沙汰です。

有明海に沿ってコトコト走る鄙びたムードがたまらず、やっぱりローカル線はいいですねえ。

八代へ移動し、肥薩線経由で鹿児島へ向かいます。まだまだ先は長いです。

レールは球磨川の流れにピッタリと寄り添うように続き、それはそれは見事な眺めです。

既に時刻は夕方の６時半を回りましたが、東京に比べ日没が遅い九州ではまだまだ景色を堪能できます。

人吉に着く頃には完全に日も暮れました。

これから夜の矢岳越えに挑みます。パラパラと乗っている乗客は、みな「１８」客のようで、地元利用者はほとんどいないようです。

闇夜のスイッチバックがまたたまらなく幻想的でもあり、興奮を抑え切れなくなってしまうほどです。しっかり「かぶりつき」を堪能。

矢岳に到着。夜の木造駅舎はとても絵になります。

スイッチバックをして真幸に到着。ホント、たまりませんね。これは。

吉松からは国鉄形気動車のキハ４０系にバトンタッチ。闇夜に響き渡るエンジン音がたまりません。

隼人からさらに鹿児島中央に出て、本日の行程は終わりです。いや～、何て楽しい旅なのだろうか。