13日のダイヤ改正でとうとう引退が決まってしまった大糸線で最後まで残っていたキハ52。

現役で活躍する最後の姿をどうしても見ておきたくなり、「18きっぷ」&一部新幹線+「はくたか」を使って糸魚川行きを決行。



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ホームに止まっていたのは国鉄カラーのキハ52。かつては全国で見られたこの色、この車両!

日本国中、どこへ行ってもこればっかりだったのを懐かしく思い出します。そう、確かにこれでした。




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南小谷へ向けて出発した列車は、乗客の大半がテツの皆様。でもそんなに激しい混雑にはならず、南小谷までの約1時間、旧型DCの揺れを堪能します。

車窓には並行して流れる姫川の渓谷美。新型車両に置き換わってもここはちょくちょく訪れてみたい所のひとつです。




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南小谷に到着。ここから先は電化となり、またJR東日本の管轄となります。

乗り継いで先へ行こうか迷ったけれど、もう一度折り返すことにしました。「18きっぷ」ならではの芸当です。




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再び揺れと景色を堪能すること約1時間。糸魚川へと戻ってきました。やっぱ来てよかったです。




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糸魚川の駅構内にあるレンガ車庫。既に現役としての役目は終え、北陸新幹線の高架工事に伴い、間もなく解体される運命にあります。これも是非見ておきたかった歴史を伝える建造物です。




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ホームに停留する国鉄カラーのキハ52。懐かしの光景に、眺めているだけでジーンと胸が熱くなります。いや~、ホント来てよかった!



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次の大糸線は、タラコ色の車両に入れ替わりました。国鉄末期には、一斉にこの色に塗り直されたのを懐かしく思い出します。




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大糸線をもう一往復しようか迷ったけど、もう十分堪能したので「18」使って引き返すことにしました。雪が激しくなってきましたが、列車の中は快適です。




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鈍行を乗り継ぎ、上野まで戻って来ました。

ヘッドマークが雪で隠れていますが、これは「能登」号ではありません。「能登」の車両を使った「ホームライナー古河3号」です。「ホームライナー鴻巣3号」と共に、「能登」として使われるまでのいわゆるアルバイト運用と言った列車でしょうか。

500円の整理券を買えば「18きっぷ」でも乗れるので、これに乗ってプチ「能登」体験をしてみます。




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通常の普通車です。9両も繋いでいるので座席は直前でも結構余裕があるみたいです。



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「能登」の間合い使用のため、グリーン車が連結されていますが、こっち方面へ行く他の「ライナー」との整合性を図るため、普通車扱いとなります。そのためグリーン券は必要なく、かなりお得な座席です。早い者勝ちのため、たいていここから先に埋まって行きます。




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「能登」ならではのラウンジも一般に開放。ここで一杯やりながら帰宅できるのだから、この方面の通勤客はとても恵まれていますね。




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この後、上野駅で「北陸」を見たいので、「ホームライナー」は久喜で乗り捨てました。

「能登」に乗れなくても、「能登」の気分が味わえる穴場列車と言えるでしょう。



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上野駅に戻って来ると、「北陸」が車両点検のため、遅れるとのアナウンスが。

「能登」が先に発車となりました。



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約1時間遅れて「北陸」が入線。もう12時近く、終電が危ない人も多いため、いつもの見送りより人は少なめでした。

いよいよ最期の日まであと3日。