そういえば、こっちへ来るのは随分と久し振りな気がします。



早朝から混み合う「フリースペース」
横見浩彦の近況報告!-06.3.15-01
いつの間にか深い眠りに就いていたようで、京都での機関車交換には全く気づかず、列車は山陰本線を快走中。
ようやく夜が明けたばかりの、家に居たら絶対にまだ起きない時間帯ですが、もう眠れなくなり、上段寝台では身の置き所もなく、早々と5号車の「フリースペース」へと移動します。みなさん早起きのようで、すでにかなりの部分が埋まっておりましたが、ソファの端っこの方を確保できました。
列車は濃霧のため、10分くらい遅れているようです。外は一面の雪景色に変わっていました。



餘部鉄橋を通過
横見浩彦の近況報告!-06.3.15-02
振り返れば過去に何度も通った所ですが、ブルートレインでここを通過するのも今回が最後となり、見る目にも力が入ります。



浜坂より車内販売員が乗車
横見浩彦の近況報告!-06.3.15-03
たちまちにして長蛇の列となり、弁当が飛ぶように売れていきます。



「出雲」の記念弁当
横見浩彦の近況報告!-06.3.15-04
朝食は用意してあったのですが、包装紙が気になり、ついつい買ってしまいました。



記念グッズも販売
横見浩彦の近況報告!-06.3.15-05
並行して「出雲」の記念グッズも発売。こちらも売れ行きは好調です。セットで6000円以上と少々値が張りますが、これもついつい買ってしまいました。



米子で後ろ3両切り離し
横見浩彦の近況報告!-06.3.15-06
たちまちにしてカメラの放列となりました。
ここからは8両編成と身軽になって、終点の出雲市をめざします。



出雲市到着
横見浩彦の近況報告!-06.3.15-07
東京から14時間近くに及ぶ長い旅の終わりです。
乗り換えなしで直行できるというのは確かに楽ですが、夜が明けてからもそのままズルズルと昼近くまで乗り続けると、さすがに少し疲れますね。



A個室をゲット!
横見浩彦の近況報告!-06.3.15-08
帰りも「出雲」を使う予定で、すでにB寝台は確保していたのですが、ダメモトで何気にマルスをたたいてもらうと、ナントA個室に残席1が。
速攻でゲットし、狂喜乱舞してしまいました。昨日までは全くダメだったけど、マメに聞いてみるものですね。
これで帰りの道中がとっても楽しみになりました。
でも… 乗車券の他に16500円って… やっぱ高いよな~



特急もフリーパスの「周遊きっぷ」
横見浩彦の近況報告!-06.3.15-09
ここへは「山陰ゾーン」の「周遊きっぷ」でやって来ました。「出雲」に乗るのが目的のため、夕方まではフリータイムとなり、フリー乗降エリア内にある境線にでも乗って来ようかと思い、米子まで「やくも」に乗ります。特急の自由席もフリーパスなので、ちょっとトクした気分になりました。



妖怪路線の境線
横見浩彦の近況報告!-06.3.15-10
いつの間にやら境線はこんなキャラクター路線となっていました。



終着駅
横見浩彦の近況報告!-06.3.15-11
とりあえず終点の境港まで乗りつぶします。景色は平凡ですが、ローカル線をコトコト行くのはいいものです。



境港
横見浩彦の近況報告!-06.3.15-12
終点の境港からは、そのまま隠岐へと向かうフェリーターミナルへと続いております。このまま船に乗って行くのも楽しそうですね。



大篠津
横見浩彦の近況報告!-06.3.15-13
対向列車が遅れたため、帰りの列車は大篠津にてしばし停車となり、これ幸いと停車中に外へ出てみました。



大篠津停車中
横見浩彦の近況報告!-06.3.15-14
こうして見るとイイ感じなのですが、あまりに何もなさ過ぎで、駅舎も廃墟と化しております。駅前に人家も見当たらず、夜はかなり恐そうな気がします。



再び出雲市
横見浩彦の近況報告!-06.3.15-15
米子からはまた「やくも」に乗り、「出雲」に乗るため出雲市まで戻ってきました。



時間が余ったので
横見浩彦の近況報告!-06.3.15-16
「出雲」の発車までまだ一時間くらいあったので、フリー乗降エリアに含まれている一畑電鉄にチョコッとだけ乗ってくることにしました。丸みを帯びた古めかしい電車に思わず興奮してしまいます。



建て替えられた大津町
横見浩彦の近況報告!-06.3.15-17
前に訪れた時 は、沿線で唯一古い駅舎が残っている駅だったのですが…



電鉄出雲市
横見浩彦の近況報告!-06.3.15-18
戻って来ました。食料を買い込んで、帰りの「出雲」を待ちます。



「出雲」入線
横見浩彦の近況報告!-06.3.15-19
次第に胸が高鳴ります。



トリテツが殺到
横見浩彦の近況報告!-06.3.15-20
こんな光景が見られるのも、今日を入れて残り3日となりました。



A寝台の入口から乗車
横見浩彦の近況報告!-06.3.15-21
優越感を覚えてしまいます。



定員14名の贅沢車両
横見浩彦の近況報告!-06.3.15-22
さすがに高いだけのことはあります。



マイルーム
横見浩彦の近況報告!-06.3.15-23
プライバシーが保てるのがいいですね。今夜はもう5号車のフリースペースには行かず、このままここでのんびりと過ごせばいいでしょう。目が覚めれば東京です。
これで思い残すことはありません。かなりの出費となったけれど、とても充実した旅でした。