気温は氷点下。まさに酷寒の地です。今日も一日津軽鉄道にお付き合い。
朝の列車で金木へ。駅舎が新しくなってしまったのが個人的には惜しまれますが、タブレット閉塞機や腕木信号機はここでも健在。このアナログ感たっぷりの、ノスタルジックな光景がたまりません。
この時期の津軽鉄道といえば、もちろん「ストーブ列車」。赤々と燃える石炭ストーブの温もりに、身も心も癒されます。窓からすきま風が入り込む旧型客車の走りっぷりといい、昭和レトロが満載!
さっきまで晴れていたと思ったら、突然地吹雪に見舞われたりと、天候は目まぐるしく変わり、北国の厳しさを痛感してしまいます。
それだけに、外でのロケは本当に大変。列車の通過に合わせての収録は撮り直しが利かず、「一発勝負」となります。
それでも何とか一日は無事終わり、今夜は弘前から寝台特急「日本海」に乗って青森を離れます。随分と“濃い”一日だったけど、旅はまだまだ始まったばかりなのです。