ヨコテツツアーの二日目です。
「つるぎ」はぐっすり眠れ、さわやかな目覚めと共に行動開始。
昨夜は新潟を30分遅れで発車したものの、終点大阪にはほぼ定時に到着。
日曜日ということもあって、到着ホームは物凄い人出となっています。30年余り前のブルートレインブームの時でも、ここまで凄くはなかったような…
新潟ではヘッドマークが撮れなかったけど、ここではバッチシ。それにしても凄い人です。
停車時間が比較的長かったこともあり、殺伐とした空気にはならず、名残を惜しむかのように、やがて「つるぎ」は車庫へと回送。できることなら、いずれは定期列車としての復活を望みたいですね。
その後は京都へ移動し、ツアー一団と合流。大広間でのみんな揃っての朝食は、まさに修学旅行のような気分です。
ということで、ツアー2日目の始まりです。
まずは梅小路蒸気機関車館を目指し、20分ほどの道のりを、みんなでテクテク歩いて行きます。
天候にも恵まれ、朝の散策にはもってこいの環境です。
やって来ました。梅小路蒸気機関車館。扇形の車庫にズラリと並ぶ現役のSL軍団!
これはたまりません。
特別に造られたテーマパークと違い、もともとあった施設をそのまま活用しているところが魅力です。
ここでアイドル達の撮影タイムを設けました。もうみんなすっかり手馴れたご様子。
でも、一般客もたくさん来ているから、恐らく奇異の目で見られていたのでは?
施設内では実物のSLが牽引する「SLスチーム号」が随時運行。響き渡るドラフト音に、吐き出される黒煙と蒸気。窓のないトロッコ車両から、蒸気機関車ならではの迫力が満喫できます。
梅小路を後にした一行は、それから東海道を上り、草津から草津線で貴生川へと向かいます。
電車はがら空きなのに、なぜかここの一角だけは大混雑(笑)
貴生川からは近江鉄道に乗り換え。今日は日曜日なので、550円で全線乗り放題となる「S・Sフリーきっぷ」が使えます。団体券を買うよりずっと安いので、ここではフリー切符を人数分購入。
一般客との混乗ではありますが、後ろの車両は貸切状態。
ワンマンカーなので無人駅では後ろの車両の扉は開かず、一般の人は空いている前の車両に留まり、わざわざこちらに移動してくる乗客などいません。
ということで、ここで昼食の駅弁タイムとなりました。
大人数でワイワイ行くには、クロスシートよりもロングシートの方が楽しいですね。
一時間余りの道のりを揺られ、彦根までやって来ました。
ここで一旦下車し、次なるスポットへ向かいます。
やって来たのは、駅構内にある「近江鉄道ミュージアム」。
今日は一応“休館日”ですが、このツアーのために、特別に開けていただいております。つまり我々の貸切。
館内には、タブレットの閉塞機や行き先プレート、昔の切符など、懐かしのアイテムがズラ~リ。
現役時代を知っている私のようなオジサン世代には、特に感動モノ。
鉄道の歴史を今に伝える貴重な“博物館”です。
そして構内には往年の電気機関車や電車がズラーリ。
SLが並ぶ梅小路とは、また違ったおもむきがあります。
通常は機関車への立ち入りは禁止されていますが、今日は特別な許可をいただいております。
ということで、さっそくデッキに立ってゴキゲンの桃ちゃん。
でもキミの世代では、この機関車は知らないだろうナ。
今度は3人同時です。
俺は気が進まなかったけど、上からの命令で…
アイドルの私物をプレゼントするジャンケン大会も行なわれ、ファンにはたまらない「お宝」となったのでは?
「近江鉄道ミュージアム」を後にして、米原に向かう車中にてサイン会を開催。あまり時間がなく、ちょっと大変でした。
ということで、無事東京帰着。2日間のツアー、ご満足いただけましたでしょうか。
今回は、ややアイドル色が強かった前回の反省点を踏まえ、鉄道をメインとした旅にしてみました。
また、統制を図る意味合いから、行程上の仕切りは日本旅行、現場での仕切りはエスピーボーンに任せ、我々ゲスト陣は、できるだけ自然にツアーに溶け込めるような形を取らせていただきました。
まだまだ不届きな点はあるかと思いますが、今後も試行錯誤を繰り返し、より楽しいツアーにしていければ幸いです。
それでは再会を期待して。参加者の皆様、ありがとうございました。そしてお疲れ様でした。