どちらかといえば懐古趣味に近いので、これまで新しい車両というのにはあまり興味が湧かなかったのですが、このところ時刻表には格安で乗れるリゾート列車の類が何本も目に付くようになり、こういうのも体験してみようかと思い立ち、「土・日きっぷ」を使って旅に出てみることにしました。
まずは上越新幹線に乗って一気に新潟へ。新潟までは僅か2時間。速いです!
新潟では「きらきらうえつ」がお出迎え。本日のお目当ての一本目。
前日に残席を調べたら、1席だけ残っていたので、すかさず確保したけど、恐らくキャンセルゲットかと。
何系というのかよく知らないけど、女の子が喜びそうな、お洒落な列車といった感じですね。
でも何かこう、乗るのがちょっと恥ずかしくなるような…
車端部は展望スペースとなっていて、誰でも自由に利用できます。
こういったフリースペースがあると、気分転換にはもってこいです。
こちらは2号車のラウンジカー。売店と喫茶コーナーがあります。ホテルのロビーのような感じです。
車窓を見ながらコーヒーブレイク。何て優雅な!
各車両では、アテンダントによる抽選会も行なわれました。
車両ばかりでなく、景色の良さもウリの一つ。日本海の荒波に削られた見事なまでの岩礁が続く「笹川流れ」の海岸美。雨で車窓が霞んでいるのがチト残念ですが。
終点の酒田まで乗りました。ここまで2時間半あまり。長くもなく、短くもなく、絶妙な乗車時間かと。
何とまあ豪華で優雅な行程だったことか。
でもこれ、510円の指定券をプラスするだけで「18きっぷ」でも乗れてしまうというのは何だかサービス過剰という気がしないでもなく…
快速ではなく、急行くらいに設定してもいいのでは?
つまりそれ程おトクということです。
酒田からは、陸羽西線へ直通する快速「最上川」に乗って新庄へ向かいます。
陸羽西線も久々なので、とても楽しみにしていたのですが、発車するなり爆睡モード。
で、気づいたらもう新庄に着く直前。まあ今日はリゾート列車の旅がメインですから。
そして新庄からは、次なるターゲットの「リゾートみのり」。
うーん、これまたひどく斬新な…
豪華なシートにフリースペースの展望車。これが僅か510円の指定券を買うだけで、「18きっぷ」でも乗れてしまうとは!
陸羽東線自体も久々の訪問。今度はしっかり車窓を堪能します。心置きなく車窓を楽しむには、展望スペースがお勧めですね。
ずっと雨の一日でしたが、夕方になってようやく止んで、山の端には鮮やかな夕焼けが。明日はいい天気になりそうです。
普段とは違った「乗り鉄」体験に、とても新鮮な想いでしたが、こういう旅は、一人で行くよりグループでワイワイ行動した方が楽しいかもしれませんね。
さて、切符は明日も使えるので、どこへ行こうか思案中。すでにモトは取れたから、そんなに欲張る必要もないけれど。