別れの時がやって来ました。
宴は終わって
一夜明けた月曜日。昨日までのあの賑わいがウソのように静まり返った旧栗駒駅構内には、大きな任務を果たし終えた一両の列車がポツンと寂しそうに佇み、車庫へと引き上げるその時を待っていました。
車窓に広がる田園
やがて列車は、静かにホームを後にし、来た時と同じようにゆっくりゆっくり進んで行きます。一応取材ということで、他の報道関係者と共に帰りも列車に乗せてもらい、今度こそ本当に最後となるかもしれない車窓からの景色を堪能します。一面に広がる田園風景はそれだけで心が癒されます。ずっとこのまま乗っていたいと心底思ってしまいます。
若柳到着
そして再び「安住の地」に。
本当に夢のような体験でした。
完全な“復活”は難しいとしても、せめて今回のようなイベントを、年に一回でもいいからまた行なってほしいものです。
こんな素晴らしきイベントを開催して下さった「夢くりはら２１」の皆様には本当に感謝の想いでいっぱいです。次回もあったら必ず行きますので。