いよいよお別れです。
再び三木鉄道へ
当初の予定では「１８きっぷ」を使うはずでしたが、何だか面倒になり、新幹線で一気にワープ。おかげでかなり早い時間から三木鉄道を堪能できます。列車の本数が比較的多いことで乗客も分散しがちなためか、一度にドッと人が押し寄せるということにはならず、列車自体は結構空いています。この前さんざん乗り回してあの時はもう飽きたと思ったのですが、こうして日を改めてもう一度やって来ると、また新鮮な気持ちで接することができるものです。
記念品の販売も
三木駅の待合室では、三木鉄道にまつわる様々なグッズも売られていました。こういうのを見ると、いよいよ終わりが近付いたことを感じさせられます。
大阪駅へ移動
頃合を見計らって三木鉄道を後にし、この日を最後に引退するブルートレインを見送るため大阪駅へとやって来ました。まずは２０時１７分に出る青森行の「日本海３号」ですが、「日本海」自体はまだ一本残るせいか、これは３０分後に出る「なは・あかつき」のついでに見送り、という人が多かったみたいです。
「なは・あかつき」最後の旅立ち
こちらは物凄い人となりました。３日前に乗った時とは比較にならないほど。最後尾は「あかつき」のレガートシート。一人掛けの３列シートに深々と倒れるリクライニングシートはまさにグリーン車以上の豪華さ。にもかかわらず特急券だけで乗れるというリーズナブルな価格が魅力でした。
「銀河」の電光掲示板
いよいよ「銀河」の入線時刻が近付いてきました。それに伴い続々と人が押し寄せ、さっきの「なは・あかつき」以上の多さです。
「銀河」入線
あまりの人の多さのためか、歩くような速度でゆっくりゆっくりと入線してきました。
「銀河」到着
たちまちにして人だかりとなりました。怒号や罵声が飛び交うのは毎度のこと。それにしても凄い人です。停車時間があまりないため、写真を撮るのは大変です。
「銀河」発車
「ありがとう」「さようなら」の喚声が響く中、最後の「銀河」が東京へ向けて発車。とうとうこの瞬間がやって来てしまいました。長い間本当にお疲れ様でした。