「ムーミン」の愛称で親しまれてきたFF55機関車が最後の運行ということで、群馬県まで見に行くことにしました。通常この手のイベントは、これまでほとんどスルーしていたけれど、「１８きっぷ」がまだ一回分残っていて、それに今回は「ゆゆ」姫が出発式を行なうというので。
C58もお目見え
高崎駅ホームにて。「ムーミン」セレモニーをさらに盛り上げるべく、Ｃ５８が寄り添います。なかなか粋な計らいですね。
大混雑の高崎駅２番ホーム
セレモニーが近付くにつれ、発車となる２番ホームはもはや身動きもできないほどの物凄い人に。あまりの混雑に恐れをなし、またこんな状態ではとても落ち着いて出発式を見物することなど不可能と判断し、急遽予定を変更して、横川へ先行し、到着を待ち受けることにしました。姫の晴れ舞台が見られないのが心残りですが。
「ムーミン」到着
横川駅です。EF55が牽引する「さよならEF55横川」号の到着です。別れを惜しむ「さよなら」ヘッドマークが掲げられていました。
たちまちにして人だかり
機関車の前は、写真を撮ろうとする人であっという間に埋め尽くされましたが、約一時間もの間ここに停まることになっているため、撮影には余裕があり、殺気立ったムードにはなりません。
対向ホームから
こうして見ると、確かにユニークな顔をしていますね。
釜飯健在
ホームでの釜飯の立ち売りも復活し、好調な売れ行きを呈しています。長野新幹線が開通する前の、あの賑わいがリアルに再現されたような光景に、胸が熱くなる想いです。
EF55ファン感謝祭
一通り写真は撮り終えたので高崎に戻り、イベントが行なわれている駅前広場を覗いてみると、相方が出演中だったのでしばし観覧。姫の出番は午前中だけだと思っていたけど、午後もあったのですね。
そう言えば、こうして外側から相方を見るのは初めてのことで、何か変な気分です。しっかりとＭＣを務めるその姿は実にカッコよく、プライベートで会っている時とは別人に見えてしまいます。実に頼もしい限りですが、でも何だかすっかり遠い世界に行ってしまったような気がして、ちょっと寂しかったりして。