消える列車は「富士・はやぶさ」だけではなく。


急行「つやま」
横見浩彦の近況報告!-09.2.13-01
岡山へとやって来ました。目的は、急行「つやま」に乗るためです。
JRで全国唯一となった昼間の急行列車「つやま」号も、とうとう今度のダイヤ改正で消滅する運命となりました。かつて「鉄子」取材で乗った時は、黄色の広島色の車体にデッキなし両開扉の近郊形40系車両が使われていて愕然としたものでしたが、現在の運用はデッキ付のキハ48リニューアル色のようです。


津山へ向けて
横見浩彦の近況報告!-09.2.13-02
とりあえず津山まで乗ってみます。「急行」のサボも今では極めて珍しく、ひときわ異彩を放っています。


近郊形の車内
横見浩彦の近況報告!-09.2.13-03
と共通運用であることを考慮すると、これで急行料金を取られるのは釈然とせず、ボッタクリ感を否めません。国鉄時代はこういう列車もちょくちょくありましたが、今は料金不要の快速列車にも特急車両が使われるようになったことを思うと、時代錯誤としか言えないような気がします。特別料金を取るのなら、せめて車両はもっといいのを使ってほしいものです。もっとも、今回ボクは特急や急行が乗り放題となる「周遊きっぷ」(岡山・倉敷ゾーン)を使っているので、実質上タダで「つやま」に乗っているわけではありますが。


津山到着
横見浩彦の近況報告!-09.2.13-04
久々に訪れた津山線は、全く期待を裏切らない魅力に満ちた路線で、駅もいいのがまだだいぶ残っている様子。改めてじっくりと回ってみたくなります。
津山からは姫新線に乗り換え、新見方面へ行ってみます。この辺りはレールバスタイプのキハ120が主流です。


かぶりつき
横見浩彦の近況報告!-09.2.13-05
運転台の右脇が開いているキハ120は、前面展望バッチシの「かぶりつき」にはもってこいの車両です。車内は空いていますが、座ることなくあえてここをキープ。「18」シーズンではないため、旅行者の姿はなく、普段着のローカル線風景が味わえます。


山の中へ
横見浩彦の近況報告!-09.2.13-06
中国勝山を過ぎると列車は次第に山の中へ。迫力のある車窓風景に酔いしれます。これはたまらん。


懐かしの駅舎
横見浩彦の近況報告!-09.2.13-07
途中の駅はたいぶ新しいのに変わっていたけれど、こうしてまだ昔のままの姿で残っている駅舎もチラホラ。降りてみたい誘惑にかられます。


再び岡山へ
横見浩彦の近況報告!-09.2.13-08
新見からは特急「やくも」で岡山へ戻ってきました。特急もフリーパスの切符なので、これだけでも随分トクした気分になります。
まだ明るいですが、今日の行動はひとまずここまで。切符は5日間使えるので、のんびり行くつもりです。旅はまだ始まったばかりですから。