鈍行の旅は続きます。


和木
横見浩彦の近況報告!-09.3.7-01
昨日はあの後岡山まで進み、今日はさらに山陽道を下ります。昨年の3月15日に、山陽本線の大竹-岩国間に新駅の和木が開業したのでまずそこに下車。近代的な造りですが、橋上部分に改札口はなく、また下りホームと上りホームでは、それぞれ改札口が別になっているというちょっと珍しい構造です。


小野田線-長門本山
横見浩彦の近況報告!-09.3.7-02
さらに西へと進み、小野田線の支線に当たる「本山支線」も訪れてみました。ここは旧型国電のクモハ42が最後まで活躍した所として、その頃何度も足繁く訪れたものです。最終日には「鉄子」のネタとしても取り上げ、いろいろと懐かしい思い出がいっぱいです。


ちなみに乗客はトータル8人で、しかもその8人全員がテツという笑っちゃうようなありさま。8人全てが「18きっぷ」で乗っていて、みんなそのまま同じ電車で折り返したのでした。


「はやぶさ」「富士」合体
横見浩彦の近況報告!-09.3.7-03
門司です。今回の旅の最大の目的はこれです。「富士」と「はやぶさ」の連結シーンをどうしても見ておきたくなり、こうしてはるばる九州までやって来たわけです。電車や気動車と違い、機関車が引っ張る列車同士の連結作業は一苦労。先に入線した「はやぶさ」が、後から入って来た「富士」と連結するため一旦下関側に引き上げ、さらにバックして「富士」の前方に繋げるという、下りの切り離しに比べ、かなり複雑な動きをするため、大いに興味をそそられます。大勢のファンが、この一連のシーンを固唾を飲んで見守ります。これこそまさに「富士・はやぶさ」における道中最大の“儀式”と言えるでしょう。やはりこれを見ずしては、後々後悔すること間違いなし。いや~ホント、来てよかった。


下関でも機関車交換
横見浩彦の近況報告!-09.3.7-04
門司での連結作業を見届けた後、直前に出る鈍行で下関へ先行し、今度は下関における機関車交換シーンに立ち会います。今日も大勢の人に見送られ、ブルートレインは東京へと旅立って行きました。
これだけあちこち巡ったのに、自宅横浜からここまでの一連の交通費は、「18きっぷ」2日分だけだから、その額たったの4600円。まさに「18きっぷ」サマサマですね。


実はこの直前、信じられないような奇跡が起こりました。ナントナント、二日後の上り「はやぶさ」のA個室、つまりシングルデラックスが取れてしまったのです! このあり得ない超ミラクルな強運に、切符を受け取る手が震えてしまったほどでした。どうやらもう一度「はやぶさ」に乗ることになりそうです。そんなわけで、旅はまだまだ続きます。素晴らしきテツ旅に乾杯!