中国旅行9
食後、散歩を兼ねて近くの売店へ。此処は村に入る玄関口に当たる場所。
自宅の裏からケモノ道を通り、途中南瓜やその他の野菜が植えられている裏庭?は広く、野菜は家庭用自給に充分間に合いそう。
菏泽の自宅には沢山の果物や野菜が無造作に置かれていたが、村から貰ってきたのか?
屋外のエレベーター乗り場にも果物が山積みされていたが盗まれる心配もないのだろう。
数分で廃屋の様な外観だが、ちゃんとした売店に辿りつく。店の前のテーブル、座席は夜の集会所となる。
熊本の陣太鼓の外見をしたお菓子を量り売りで大量に購入。勿論、こんな場所でもスマホ決済。
スマホの普及は凄く、子供から老人までスマホ漬け? 高齢者のスマホ慣れは日本に比べ羨ましい限りだが、子供もそうなのはやや気がかり。中毒性があるから。
老人でも使えるのはやはりコロナ禍時期の追跡システムで誰しもスマホ必須の状況があったからだろう。
但し、後で気がついたのだが、子供が好きなゲームは実は学習教材としても機能している様だ。
子供に問題を出して口頭回答させ、しかも対話形式で更なる質問が続く。恐らくスマホの向こうでAIが相手しているのだろう。恐るべし。私も後で小学生から漢字のテストを受けました![]()
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買い物帰りに寄り道して祖父母のトウモロコシ畑とやらへ寄る。広大な畑は、今高齢で働けない祖父母に代わり、公務員をリタイアした両親が世話をしているみたいだ。
若いトウモロコシの実。そのまま取って生のまま食べないかと言われたが、遠慮した。
考えてみれば家族の私物、良い経験を逃した。後から生のままで味わってみた感じでは日本のものとは違い、柔らかく甘い。品種が異なるのかも?
9時過ぎに帰宅、大量の野菜やスイカ、包子をもらう。思うに包子は保存食で帰宅後、全て冷凍庫に保存。
村を出る所で、夕食後買い物をした売店の前は沢山の村人が(主に男性)集まって道を塞ぐ様な感じで広がり談笑している。店前のテーブル、椅子はこの為か? 一種の社交場。
ところで、夜の田舎道は全く街灯がなく運転は危険。飛行機から見た点在する光の塊の夜景はこれが理由か。
中国のドライバーは対向車が近づくと逆にライトをアップにする、安全確認を相手に知らせる為のようだが、返って危険。ま、スマホ・ナガラ族が多いのでわからないことではないが…
電動自転車や三輪車を運転しながらスマホの画面を見ている人は多い。取り締まりはないのか?
子供が不注意にスマホに気を取られ、西瓜を落として割ってしまったが、余り厳しく注意しない。
基本、中国の子供はスマホ漬けで、そんな子供にスマホ離れを厳しく指導することはない。これが今後「小皇帝」や「スマホ馬鹿」を生み出す原因になるのではと、側から心配する。




