『ソーシャル・キャピタルの経済分析』2 | Hiroshiのブログ

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今後不定期投稿となります

<数値目標>
https://www.duolingo.com/learn
黒曜石リーグ +30XP,23550XP,十一分钟。

https://www.youtube.com/watch?v=gKUoka-HWPA&list=PLrWxcegPNiyj-M05glrorpUrXekNDKejm&index=13
HSK4#11~13 背了五十九分钟单词。

https://www.youtube.com/watch?v=moVaDoZhy5E
くまちゃん,ビジネス中国語、 看了十九分钟频道。

https://www.youtube.com/watch?v=2ckeFvWp3WA
Useful Chinese with Chris, 5h10min~6h, 几乎听写五十一分钟。

https://www.youtube.com/watch?v=IfJ9HTswxQs
【中国語聞き流し】 冬に使える中国語 0~5min, 背了十七分钟句子。

https://www.youtube.com/watch?v=3ZT54M1OuV0
中国語の耳を作るリスニング・入門会話編。1h18min~end,听写四十分钟

https://www.youtube.com/watch?v=gzDdXSR2dgI
https://www.youtube.com/watch?v=YCzCNSKslIE
杏彩 in 中国 二十六分钟。

https://www.youtube.com/watch?v=qOr1v4pgEJQ&list=PLLpXNwtj_vHTCJTypdFMSmXlZZzwKqFyO&index=14
びびさんのポスト, 13~14 学了二十三分钟汉语。一共四个小时六分钟。

运动;爬山散步代替Salsa课, 4.3km,6747步,7楼。



<公務員の接待疑惑>
未だにこうしたことが起こることに失望するが、そうした背景には、きちんとしたルールが未だ決められていないことがあるのではないか?

経験した例を挙げると、米国のNIH(公的研究機関)の人を講演の為、招待する場合「飛行機はエコノミー、ランチは50ドル以内(記憶が正しければ)」という規定がきちんあった。こうした規定をきちんと予め決めておけば[利害関係者であるかどうか微妙あるいは不明な場合]にも、随分違うと思うのだがどうだろう?
https://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/3992/trackback

因みに[利害関係者であるかどうかは微妙な面]というのは、以下のような実例がある。

例えば知らないうちに論文やグラントの審査員に招待した人がなっている場合がある(基本秘密になってる)。それを知ったのはある時、投稿したばかりの論文の内容を招待した先生が知っていて驚愕した経験がある。勿論、その論文は一発で通りましたけど(笑)




<突っ込みどころ満載の本>
今、『SDGsとは何か』という本を読んでいるが、本当に突っ込みどころ満載! 気がつかないのか、ワザとか不明だが。前者なら愚か、後者ならば悪質。例えば食料自給率の表を示して。本文中に、

『日本の低さ、特に主食の米においての低自給率が目立ちます』との文章がある。これは表では穀物の自給率23.2%をもとにしての議論だが、穀物=米ではない。それに米の自給率は政策的に高くしていて現在(2017年段階)ほぼ100%。何故すぐ分かるような間違いを書くのだろう? それとも意識的?
https://www.sangyo.net/contents/myagri/zikyu_ritu.html

実はしばしばこのようなことを書く人が自称エコロジストやナショナリストに多いことは経験済み。食料自給率に関してはカロリーベースなのか、金額ベースなのかで全然違う。確かにカロリーベースだと自給率は低いが金額ベースでは7割と他の国とさほど変わらない。要は日本で米や麦、大豆を作っても農家は経営的に成り立たないからつくらないだけ。問題解決の糸口を探るならばそこを指摘すべき。
https://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/5525/trackback

本来ならばこうした記載がある本はすぐ閉じてしまう方だが、残念なことに図書館がお休みで他に読む本がない。しばらく我慢しながら読んでみよう。



<歴史学から学んだこと>
新幹線に乗っている乗客は自分が何処に向かってどのスピードで動いているかは判らない。同様に日本の中で住む人間は余程トレーニングを積まないと日本の相対的位置がなかなか判らない。これは歴史学を学ぶ過程で経験したこと。
https://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/923/trackback

同じことは中国在住の日本人にも言える。最近それを実感した。



『ソーシャル・キャピタルの経済分析』2
図1-1にアメリカとノルウェー、それに日本の国家能力比較が出ている。それによれば健康、教育、経済、個人の自由などでは日本はそこそこの成績だが、ソーシャル・キャピタルだけが特に低い。p5 何より驚いたのはアメリカが高いことだ。何故なら別の本、『われらの子ども』では正にこの点についてアメリカは分裂していると議論されていたからだ。その米国よりも日本は低い? 本当だろうか??
https://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/6364/trackback

面白いことに正にこの『われらの子ども』の著者であるパットナムの仕事がその先駆的研究としてここで何度も紹介されている! p8 p13 但し、この本の中でも何度も述べられているようにこの指標を正確に評価し、各国比較することはなかなか難しい。

著者は経済資本、人的資本と共にこの社会関係資本の3つが国家活力の指標として重要だと述べている。p22 そして欧州ではこれらの指標を元に各国を比較したところ、北欧諸国で高いという結果が出たらしい。但し、ここでの指標はヨーロッパ特有の指標なのでアジアやその他の国との比較は難しい。p41 そして日本での取り組みはまだ始まったばかりだとも。p42

ソーシャル・キャピタルが蓄積されれば、あの「コモンズの悲劇、Tragedy of the Commons」が回避され、p45 かつ信用取引のコストが低減されるために、その分経済資本や人的資本に回せるという議論が続く。p46
https://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/6261/trackback

それはその通りだが、問題はその社会関係資本が日本で低下したのはそれなりの理由があるからで、それを蓄積すればよりという単純な理論ではつまらない。今のところそこに鋭く迫る議論がなくてツマラナイ。