『実験経済学入門』11 | Hiroshiのブログ

Hiroshiのブログ

今後不定期投稿となります

<数値目標>
https://www.duolingo.com/learn
アメジストリーグ 20XP。+20 十分钟。

运动;一个Salsa课
勉強する意欲なし。明日から新規まき直し、頑張ろう。



<遅れた日本の仕組み>
マイナンバーによる紐付けを「個人情報保護について懸念」で拒否する人が多いらしい。でも考えてみよう。北米やスカンジナビア諸国のように自由主義社会を自負する国でも当の昔に導入ずみ。
https://news.yahoo.co.jp/articles/4f735cdf0f5a6134305c9a942091ce8920860169

半世紀前のアメリカでも既にSocial security numberがなければ銀行口座も運転免許だってとれないし、全て紐付けされている。私ですらアメリカのマイナンバーをいまだに持っている(多分)。そうした現実はご存知ないか? それで自由を制約されているとかんじたことは一度もない。
https://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/5342/trackback

そして何よりもこれが必要だと考えるのは脱税防止。脱税は犯罪、自由とは関係ない(断言) ちなみに日本の現金はGDPの2割に及ぶ100兆円、その大半が1万円札で、その大半が脱税や犯罪に使われていると考えられている。それはそうだろう、流通していると考えるならばどこの家庭でも、

自宅に200万円以上の万札が押し入れに保管されていることになる!



『実験経済学入門』11
ここであの有名なフィリップ曲線が話題に上る。

本題から離れるが、気になるのは、訳者はこれを「フィリップス曲線」としていること。p285 実はこれだけではない。他でも同じように一般的な名称を少し違う発音で記載していること。わかっている人には問題ないが、初学の者には日本語表記が違うと困ることもあるだろう。
https://blue.ap.teacup.com/applet/salsa2001/5632/trackback

フリードマン学派の「合理的期待理論」にかけての冗談に以下のようなものがあるらしい。

道端に100ドル札が落ちている。そこにシカゴ学派の教授と大学院生が通りかかる。

 学生曰く、『拾っちゃいましょう』
 教授曰く、『君はまだ分かっていないね、あれが本物(のドル札)ならば、今頃(すでに)誰かが拾っているはずじゃないか』

これはスティグリッツが論文で述べた、<経済合理的な個人だけで構成される世界では、誰かに「道端に落ちているお金」を拾わせるのは難しい>というものだ。p286

これはやはり経済学を勉強しないとこの冗談の意味はすんなりと理解するのは難しい(笑)。

貨幣錯覚が起こることは <ハイ・インフレの時に、株式市場と債券市場は同じ方向に動くとの統計学的証拠が得られている> ことから事実らしい。つまり、債権価格が低く(=利回りが高く)かつ株価が下がる。あるいは逆。p288 

このことは、ポートフォリオに株式と債権を組み入れて分散効果を期待することはインフレ時にはあまり効果ないということになる。