<工事5日目>
最後の日に予定されていたベランダの修理をやってもらう。進行状況は50%?屋根の塗装は午後から雨の予定で延期。この天気だと暫く延期が続く?
『実験経済学入門』4
先に紹介した実験の結果を示したのが以下の図3.3。これは2つの図を重ねたもの。p80
まず左上から右下に「下り階段のグラフ」について述べると、104の価格提示をした売り手に対する買い手は1名のみ(数量として表示される)、何故なら買い手コストで104に対応できる人は同じく104を持つ1名だけだから。表2.2 以下だんだん価格が下がるにしたがい対応できる買い手の数は増えるが18を切ると、最大の31人となる。
逆に(左下からの登り階段)買い手が18以下の価格表示をしても売り手は誰も対応しないが、18でようやく1名、あとは段々買い手が価格を上げると売り手の数が増え110で最大31となる。それで価格が57くらいで2つのグラフは交差する。
重要なことは、現実的な設定の下で需要と供給が一致する単一の価格をどうやって「見えざる手」は発見するのかという問題には答えていないことだ。p81 それに対しスイスのレオン・ワルラスは「競売人」という人を想定した。p82 競売人は売り手と買い手を募る、その過程で「模索」が行われて需要と供給が等しくなるところまで続くというもの。実はこれは現在の証券取引でも「板寄せ方式」というかたちで行われているとか、知らなかった。p83
ところでこのチェンバレンのハーバードでの実験はその当時、学生のウケは悪かったことがあとから紹介されている。曰く「バカバカしい」と。p102 多分、当たり前のことのように思えたのだろう。
ところでチェンバレンの実験では取引は1回のみの単純な方式だったが、その学生であったスミス(ノーベル経済学賞受賞にしてこの本の序文を飾る)は少し改良して<学生が教室を走り回り相手を探し求める>のではなく、口頭でオークションが<公開される>方法をとった。p86 その実例が下に示される。しかもこの交渉を1回ではなく数回繰り返す。すると面白いことが判る! 回を重ねることに収束するということ。しかも最初はこの均衡価格よりも少し低い価格だということ。これは被験者の学生が通常売り手ではなく、買い手の経験しかないからかもしれない。